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訪問介護サービス大手2社が提携へ
訪問介護サービス大手のニチイ学館とコムスンは1日、相互の連携・協力を目指して業務提携すると発表した。11月中をめどに具体的な内容を公表する方針。今年4月の介護保険制度導入で拠点開設を競った両社だが、顧客を獲得できずに赤字運営を続けており、協調路線で互いに事業の立て直しを図る。 ニチイ学館が来春までに250ヵ所開設を予定しているデイサービスセンターにコムスンの顧客を紹介したり、ヘルパーやケアマネージャーの相互派遣などが、想定される提携内容。(日経流通新聞2日付) 発券機機能パチンコカードユニット登場 パチンコ用プリペイドカード会社の日本アドバンストカードシステムは10月20日、発券機能付カードユニット「W−in」を近く発売すると発表した。11月からの販売を目指す。 発券機能とは、カード残金の消費後、席を離れることなく、その場でカードの再発行が受けられるもの。今回、同社では、500円硬貨対応と1000円紙幣対応の2パターンを用意した。 「クイックカード」と呼ばれ、「W−in」内部に収納されたリサイクルカードで、5000回まで繰り返し使用することが可能。カードは現金投入時に発行されるが、カード自体はユニット内でオートリサイクルされる。カードにはIDが付き、「その店舗のその台でしか使用できない」というセキュリティがかけられる。なお、券売機で発券される従来のカードにも対応、利用者が選択できる。(パチンコウェブジャパン10月27日更新分) 南の書籍をインターネットで購入可能に インターネットを通じて書籍の内容を配信する電子書店最大手のパビレスと、韓国最大手のバロブック(ソウル)は、互いのサイトに「支店」を出し、電子書籍を販売する事業を10月27日に始めた。まず、それぞれ互いに人気の高い約100タイトルを販売する。 パビレスのサイトでバロブックが販売を始めるのは、小説、詩集、ミステリー、実用書など。韓国ではアクションを取り入れた時代小説の人気が高い。価格は各200〜300円。中身は原語のままだが、内容紹介や書籍検索、購入方法などは日本語で説明が読める。人気に応じてタイトル数を増やしていく。(日経流通新聞10月24日付) 和風FFピーコック中国に工場設け生産 和風ファストフード店チェーンのピーコックは、中国に現地企業と組んで生産拠点を建設し、11月から新商品を輸入する。日本国内でも2001年6月をめどに工場を増設して生産能力を倍増、自社チェーンやコンビニなどへの販路拡大に伴う供給力を強化する。 中国の生産拠点は山東省栄成市の加工食品メーカーと組んだ。まず、餃子のぐをタコ焼きの生地で包み込んだ新商品「たこつぼ餃子」を最低で1日3万個生産する。来春に3ラインを増設して「一口ぶたまん」も生産する。(日経流通新聞10月24日付) 日本のパソコン出荷過去最高の625万台に 民間調査研究機関のマルチメディア総合研究所が発表した、2000年度上半期(4〜9月)の日本国内パソコン出荷概要で、数量は38・3%増(前年同期比)の625万台と、過去最高を更新した。販路別では、店頭ルートが49・8%増(同)の302万5000台とシェアの48・8%を占め、企業向け訪問販売ルートに迫った。 インターネット需要に加え、音響映像システム、写真画像処理など用途が広がったため。出荷金額は20・9%増(同)の1兆1120億円。(日経流通新聞10月28日付) |