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若者にクルマ人気復活


 首都圏を対象にした日経産業消費研究所の消費者調査で、若者が「今は持っていないが、ぜひ欲しいと思っているもの」のトップに、パソコンやデジタルカメラなどのデジタルグッズを抑えて、乗用車が選ばれるというデータが示された。

 日経流通新聞10月24日付によると、6月中旬〜下旬、首都圏30キロメートル圏内に住む中学生から29歳以下の男女1500人を対象に、調査を実施。全27項目のうち、回答をいくつでも選んでもらった。その結果、トップの乗用車を選んだ人は52・9%と過半数を占めた。デジカメ(44・9%)、パソコン(44・8%)が続く。

 乗用車は、最近のミニバン(小型ワゴン車)ブームで再び関心が高まっている。一方、パソコンの所有者は調査対象者の3割に達する。同紙では、保有率の大幅な高まりから、消費者の意識が乗用車に移ったのでは、と分析している。

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