動き−朝鮮半島


オーストラリア外相、14日から訪朝

 報道によると、オーストラリアのダウナー外相は7日、14日から16日まで朝鮮を訪問すると発表した。同国外務貿易省当局者によると、外相など関係閣僚との会談は決まっているという。

大リストラで南の労働者抗議

 全国民主労働組合連盟(民主労総)傘下の全国建設産業連盟が7日、政府や債権銀行団が、東亜建設など建設11社や眞露総合食品、大韓通運など52社の強制整理を発表したことに抗議し、ソウル市内の金融監督院前で集会を開いた。集会で参加者は、「6600余の下請け業者が連鎖倒産し、18万人の建設労働者が失業する」「政府は失業者の生存権を保障せよ」と要求した。

 倒産の可能性のある287社の財務状況を調べてきた南朝鮮政府と債権銀行団は、「再生の見込みのない29社を清算あるいは法定管理することを決めた」と3日に発表。また、20社を売却、3社を買収合併し、今回姿を消す企業は合わせて52社になると説明した。

 52社の全労働者数は9万392人で、このうち3分の1程度が今回の措置によって失業する見通しだという。

労働新聞、EU諸国との関係改善を評価

 労働新聞5日付は、EU諸国が朝鮮と外交関係を樹立するという公式的な立場を表明していることは、「緩和と平和、和解と協力の道に進む現国際情勢発展の推移を反映したもの」と評価した。

 また、「朝鮮とEU諸国の関係を正常化することは、双務関係を各分野にわたって拡大発展させるだけでなく、東北アジア地域、ひいては世界の平和と安全保障に肯定的な寄与となる」と強調、自主、平和、親善の対外政策理念に基づき、すべての国と友好関係を結ぶことは、朝鮮の一貫した立場だと述べた。(朝鮮通信)

第19回尹伊桑音楽会

 朝鮮中央通信によると、尹伊桑氏死去5周年に際し、第19回尹伊桑音楽会が2〜4日まで平壌の牡丹峰劇場で行われ、康能洙文化相、李水子夫人、平壌市内の海外同胞らが観覧した。

 音楽会ではハープと管弦楽のための「序奏と追想」、管弦楽「舞楽」、バイオリン協奏曲第1番などが披露された。

 3日には平壌国際文化会館で第14回尹伊桑音楽研究討論会が行われた。(朝鮮通信)

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