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来年5月に19全大会/総聯中央委第18期第4回会議

 総聯中央委員会第18期第4回会議が9日、東京・千代田区の朝鮮会館で行われた。会議では、総聯第19回全体大会を2001年5月に行うことが明らかにされ、大会を活動の新たな高揚と輝かしい成果で迎えるための課題と目標、具体的な対策が討議、決定された。

 会議には、総聯中央の徐萬述第1副議長、許宗萬責任副議長をはじめ各副議長と局長、中央委員、中央監査委員らが参加した。

 徐萬述第1副議長が第1議題、「新たな有利な情勢に合わせて広範な同胞との活動をより繰り広げ、総聯第19回全体大会を輝かしい愛国事業成果で迎えることについて」と題する総聯中央常任委員会報告を行った。(内容)

 報告には@金正日総書記に従い主体性、民族性を堅持するA在日同胞の生活、権利を守り、広範な同胞を幅広く網羅するB民族教育の発展C祖国の統一と繁栄に寄与する――問題についてそれぞれ具体的な課題を示した。

 次に許宗萬責任副議長が第2議題、「総聯第19回全体大会の召集について」と題する報告を行い、総聯第19回全体大会を東京朝鮮文化会館で来年5月、2日間の日程で開き、代議員は2000人とすることを明らかにした。

 中央委員による討論に続き、第1、第2議題に関する総聯中央常任委報告が全会一致で採択され、徐萬述第1副議長が結語を述べた。

大分のホテルが主催/金剛山歌劇団ディナーショー

 金剛山歌劇団のディナーショーが6〜7日、大分・別府市のホテルサンバリーアネックスで、同ホテル主催により行われた。両日とも、5時と7時からそれぞれ2回行われたショーには、県内の同胞と日本市民ら延べ700人が訪れ、大好評を博した。

 大分県ではほぼ毎年、総聯本部・各支部主催で同歌劇団の公演が行われているが、ディナーショー形式および日本のホテル主催は初めて。

 ショーでは、独唱「所望」(李栄守)、2重唱「トラジ」(宋明花・全明華)、重舞「太鼓の踊り」、男性双舞「サンモの踊り」、カヤグム独奏「とりでの春」(朱宝覧)、ヘグム合奏「もののけ姫」(玄慶恵、ほか)、チャンセナ独奏「リョンガンキナリ」(崔栄徳)などが披露された。なかでも朝鮮民謡「アリラン」と日本の童謡「赤とんぼ」を1つに編曲した民族楽器合奏は、好評を得た。

 歌劇団の公演を初めて観た日本の観客は、「演奏技術が高く、声がとても美しい」、「来年も来てほしい」などと、感想を語った。

第27回在日同胞卓球選手権

 第27回在日本朝鮮人卓球選手権大会が4、5の両日、京都市西京極の京都市民スポーツ会館で行われた。大会には北海道、長野、東京、大阪、兵庫、京都の各在日本朝鮮人体育協会傘下卓球団と朝鮮大学校、大阪朝鮮高級学校卓球部、全国の卓球愛好家ら150余人が集まり、熱戦を繰り広げた。

 初日の男子14、女子5チームが参加した団体戦では、東京A(男子)、大阪A(女子)がそれぞれ優勝した。2日目には男女個人戦が行われた。

 在日本朝鮮人卓球協会の姜英宙理事長は、「このような大会を通して、各地の同胞愛好家が同胞社会の活性化に寄与してくれたら」と語っていた。

汎民連事務総長と北側本部が協議

 平壌9日発朝鮮中央通信によると、朝鮮を訪問した祖国統一汎民族連合(汎民連)共同事務局の林民植事務総長と汎民連北側本部メンバーが、6・15北南共同宣言発表後の汎民連運動をさらに強化する問題について、協議会を開いた。

 協議会では、当面した汎民連臨時共同議長団会議、各地域本部の総会など一連の問題を討議し、見解の一致を見た。

武漢国際祭で金賞/平壌牡丹峰サーカス団

 中国の第4回武漢国際サーカス祭で、平壌牡丹峰サーカス団小編隊が金賞と特別賞を受賞した。

 12の国と地域のサーカス団が参加した今祭典では、平壌牡丹峰サーカス団の「空中旋回飛行」に金賞、マジックに特別賞が授与された。 (朝鮮通信)

朝鮮各地で国土整備事業が盛ん

 平壌9日発朝鮮中央通信によると、朝鮮各地で国土整備事業が盛んに進められている。

 秋季国土整備事業が始まってから、これまで1000余万株の植樹と1500余ヘクタールの道路整備、約500キロの河川整備を行い、4500余ヘクタールの土地を整理して4700余棟の建物を補修し、100余ヘクタールの養魚場を建設した。

 慈江道と両江道、咸鏡北道では、寒波到来前に計画を達成した。とくに咸鏡北道では、今年の雨季に洪水と台風により破壊された公共施設と道路、河川、堤防の補修、また清津市の30余キロ区間の下水道工事を終わらせた。 (朝鮮通信)

食糧不足 来年も/WFPが視察

 報道によると、10月31日〜11月4日の5日間、朝鮮各地の食糧事情を視察した国連・世界食糧計画(WFP)のグレース事務次官補は四日、北京で記者会見し、「来年は、今年以上に食糧が不足するだろう」と述べ、引き続き各国の支援が必要だと強調した。

 同事務次官補は会見で、朝鮮では今年、旱ばつや台風の被害によりトウモロコシとコメの収穫が去年より15〜30%減少する見通しだと明らかにした。

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