ちょっと課外授業
日本新聞博物館
取材、編集、販売…何でも分かる
いつも身近にあって世界各地の様々なニュースを伝えてくれる新聞。報道の迅速さではテレビやインターネットに及ばないが、深みのある解説や、多面的な見方を提供してくれる。
「NEWSPARK新聞博物館」は、そんな新聞のことが何でもわかる博物館。今年9月、日本の日刊新聞発祥の地である横浜にオープンした。 貴重な実物資料や映像、シミュレーション装置などを使い、新聞社の取材や編集、広告、販売、文化、スポーツ事業など、各分野の活動の歴史と現在の活動を紹介する。 日刊新聞を収集、保管し、無料で一般に公開する施設、「新聞ライブラリー」も併設されており、ジャーナリズムやマスメディアに関する書誌も自由に閲覧できる。 開館記念企画展として開催されている「号外で振り返る20世紀展」では、ラジオもなかった時代に人々がニュースを渇望し求めた「号外」が、ほとんど現物のままで200点以上展示されている。植民地時代の朝鮮に関する報道などは、当時の日本がわが国をどのように搾取、支配していたのかを知るうえで参考になる。(明) ◇アクセス JR・横浜市営地下鉄関内駅下車徒歩10分、横浜市営バス「県庁前」下車徒歩1分、首都高速「横浜公園ランプ」から車で3分 ◇入場料 一般・大学生500円(400円)、高校生300円(200円)、小・中生100円(無料)※カッコ内は団体料金 ◇開館時間 午前10時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)、金曜日は午後8時まで ◇休館日 月曜日(祝日・振替休日の場合はその翌日)、年末年始(新聞ライブラリーは土、日も休) ◇рO45・661・2040 |