各地同胞生活相談綜合センター開設
日本の行政ともタイアップ
全国各地の同胞生活相談綜合センターの開設が相次いでいるなか、青森県同胞生活相談綜合センター(10月14日)と、岩手同胞生活相談綜合センター(9月27日)がそれぞれ開設した。
各県に続いてその他、地域センターもそれぞれ運営を始めている。 千葉県西部同胞生活相談綜合センターは10月10日、同県南部は1日、埼玉県中部同胞生活相談綜合センターは10月7日、愛知県東春同胞生活相談綜合センターは10月1日にそれぞれ開設した。 愛知県東春センターは、同胞専門相談員とともに、地域の日本人とも協力しながら、同胞の小さな相談事まで漏らさず対処できるよう万全の態勢を整えて対応するとしている。そして、第1回目として開設式に集まった同胞、関係者のために、春日井市の職員による介護保険の説明会を開いた。同センターでは、同胞たちに少しでもよりよい情報を与えていくよう心掛けていく。 千葉県南部センターの開設式には、木更津市議会議員をはじめ木更津市役所の市民福祉部長、また、在日同胞問題にも尽力してきた広瀬理夫弁護士らが招待された。 同センターでは、今後、地域の同胞に広報紙「南部」を通じた生活情報の提供と、日本の行政と交渉する直接的な窓口としての役割も果たしていくという。 また、千葉県西部センターでは今後、同地域が含まれる六つの市との連携を持ちながら、地域の福祉課などとタイアップして同胞らがセンターをより有効に活用していけるようにしたいとしている。 青森 岩手 千葉・西部 千葉・南部 埼玉・中部 愛知・東春 |