健康事件簿


アンケート調査で医療ミス多発発覚

 1日1病院当たり0・8件の医療ミスが起きている。社団法人日本看護協会が、17日までにこんなアンケート調査結果をまとめた。この調査は、首都圏の11病院に勤める看護職(総数5397人)を対象に実施。事故の内容は、「1回の投薬量を間違えた」が71件で最も多く、「指示があった薬を投与しなかった」が68件。間違えた薬の種類は「注射薬」が約50%、「経口薬」が44%、患者への影響は「実害なし」が149件だったが、「何らかの影響を与えた可能性がある」が98件、「新たな治療、検査、処置の必要性が生じた」も5件あった。(読売新聞11月17日付)

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