朝青東京・墨田・葛飾・江戸川
学校チャリティーに150人
地域のつながり実感
朝青東京・墨田、葛飾、江戸川の三支部合同による朝鮮学校チャリティーイベント「ウリハッキョサランGRAND―PRIX―俺たちゃハッキョが大好きだ」が12日、墨田区の東京朝鮮第5初中級学校で行われ、同校卒業生を中心に、地域の同胞青年ら約150人が参加した。
各支部の班が様々なゲームの対抗戦を行う同イベントには、八チームがエントリー。9月23日から2回、ボウリングや卓球などの予選を行ってきた。 最終日のこの日は、江戸川の松江班と葛飾の上平井・堀切班が決勝(キックベース)で対戦し、松江班が優勝。ほかにも、年代対抗サッカーやリレーなどが行われ、校庭は終始、参加者らの歓声で沸いていた。 午後の焼肉モイムでは、実行委員会の代表が、参加者の寄付金(約21万5000円)で購入するテントの目録を学校側に伝達した。 3支部では、8月に実行委員会を結成。年代別責任者を選んで同窓生どうしの連絡を密にし、イベント専用ホームページを通して参加者のコミュニケーションを促進した。結果、最終日には19〜30歳の幅広い層が集結。地域在住で東京第4など他校、日本学校、他地方出身者も多数参加した。 実行委員長の慎宣宏さん(27、葛飾)は、「イベントに参加できなくても寄付金を送ってくれたり、地方の転居先からホームページに応援の書き込みをしてくれた人もいた。みんなの気持ちをうまくつなげる工夫さえすれば、同胞社会はもっと活気を帯びると思った」と話していた。 |