動き−朝鮮半島
韓国カトリック教会協議会、国家保安法の廃止を要求
報道によると、韓国カトリック教会協議会の人権委員会は1日、52回目の世界人権宣言記念日(10日)に際し声明を発表。「国家保安法を廃止し、民族の和解と平和を志向する民族国家に生まれ変わるべきだ」と主張した。 また、同人権委員会は、独立的な国家人権機構を確立し、人権国家としてイメージを刷新すべきだと主張。民主化運動関連者の名誉回復と補償実現、労働者や農民、漁民、都市貧民の生存権と人権保障、死刑制度の廃止、女性の人権保障なども求めた。 金大中大統領、米大統領の訪朝を全面的に支持 金大中大統領は11月30日、訪朝後に南朝鮮を訪れた米国のトニー・ホール下院議員(民主党)と会談し、朝鮮と米国との関係改善が望ましいとしたうえで、「クリントン大統領が訪朝を決心すれば、全面的に支持する」と語った。 南朝鮮の政府関係者によると、ホール議員が朝鮮高官に「クリントン大統領の訪朝は物理的に難しいのではないか」と話したところ、同長官は「大統領任期が終わってからでもいい」と述べ、クリントン氏の訪問を期待していることを示したという。 インド駐在朝鮮大使に張光善氏 平壌11月29日発朝鮮中央通信によると、最高人民会議政令により、インド共和国駐在朝鮮大使に張光善氏が任命された。張光善氏は、ネパール大使(1983年11月赴任)、外務省局長を歴任した。 全国果樹部門の科学技術発表会・経験討論会 平壌11月24日発朝鮮中央通信によると、最近、全国果樹部門の科学技術発表会および経験討論会が行われた。朝鮮科学技術総連盟と農業省が主催した発表および討論会では、国営および共同農場に勤める果樹部門の技術者、科学研究、教育機関の科学者、技術者が参加し、200余件の科学技術成果と経験が発表された。 |