健康事件簿


体内にガーゼ置き忘れ14年間も放置

 新潟市の新潟大学医学部付属病院で、手術した患者の体内にガーゼを置き忘れる医療ミスが過去16年間に5件あったことが3日わかった。このうち、1件は先月、14年ぶりにガーゼが除去されたが、2件はガーゼが残されたままになっている。

 病院によると、第2外科が1986年に心臓弁膜症の手術を行った40歳代の女性の胸に、今年になって血腫が見つかった。画像検査したところ、ガーゼらしきものも映ったため、先月17日に摘出手術を行った。体に異常はないという。(読売新聞4日付)

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