はじめてのパソコン/応用編(29)

フリーズしない環境作り


 パソコンの操作トラブル解決法をいくつか挙げましたが、大切なのはトラブルが起きない環境作りです。

 ソフトを立ち上げすぎない パソコンでは複数のソフトを同時に使えますが、その数に比例して、机の広さに当たるメモリの消費量は増え、その分、動作が鈍くなり、フリーズもしやすくなります。メモリに余裕を持たせるためにも、ソフトの起動は2〜3個にとどめるのが無難です。

 動作環境を守る ソフトや周辺機器の説明書には、使用可能な最低ラインとして「ペンティアム233MHz以上推奨」などの数値が必ず載っています。推奨値以下のスペックのパソコンで使うと、本体に思わぬ負荷が掛かる場合があります。自分のパソコンのスペックと動作環境はしっかり把握しておきましょう。

 電源強制オフは極力さける 前号で紹介した強制終了ですが、最終手段の電源強制オフは、データを破損する危険性が最も高いです。動かなくなったらすぐ電源オフと考えず、「Alt」+「Ctrl」+「Del」の手順を守ってください。(成)

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