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暖房活用で快適な冬を

 暖房の季節。

 部屋を無駄なく暖め、快適な冬を過ごすことは健康にも良い影響をおよぼす。そのためには家電の使い方を工夫することが大切だ。

 人間は足元を温めると、同じ室温でも温かく感じるので、ホットカーペットとエアコンを併用するのがよい。

 そうすればエアコンの設定温度を低めにしても充分温かく過ごせるうえに、カーペットと併用することによって総電力の消費量を減らすことができる。

 また、夏場に活躍した扇風機を利用するのも手だ。

 温かい空気は上へ上へと上昇していくので、扇風機を上に向けて回せば空気が循環し、暖房ムラを防げる。部屋中をまんべんなく暖められるとういうわけだ。

 ガスストーブや石油ファンヒーターなど燃焼系の暖房器具は、熱と一緒に水蒸気も出ているので、加湿器を使うと湿度が上がりすぎてしまう。結露の原因になるので、カビ防止にも加湿器との併用は避けた方が良いだろう。

内面から風邪対策を

 こじらせるとなかなか治りにくい風邪。

 規則正しい生活と充分な睡眠、外出から帰ってのうがいや手洗いなど衛生面での注意を怠らないことが、風邪予防の秘けつだ。

 しかし引ひいてしまった風邪には温かい食べ物で内面から症状緩和に心がけよう。

 引き始めにはしょうが紅茶  寒気や悪寒がする時は、体が風邪の引き始めを知らせるサイン。入れたての紅茶にしょうがをひとつまみ入れて、寝る前に飲む。

 しょうがの体を温める作用と、紅茶に含まれるカテキンの殺菌作用が風邪の症状が進むのを防いでくれる。

 せきがひどい時には大根あめ  1センチ角に切った大根にはちみつを加え、半日ほど置く。大根のエキスがしみ込んだはちみつも一緒に食べる。大根にはせきを静める効果があり、はちみつがのどの炎症を抑えてくれる。

 治りかけの風邪にはリンゴの甘煮 くし切りにしたリンゴに砂糖をふりかけ、電子レンジで温める。体力が消耗している時には、リンゴに含まれるビタミンCや糖質で元気を取り戻そう。

まくらを見直し快適な睡眠を

 ほとんどの人が普段使用しているまくら。毎日使うものだけに、健康への影響が最近注目されている。

 まくらをした時、肩の下に手が入るようなすき間がない状態が寝る際の適切な姿勢だ。

 高すぎるまくらを当てると肩の下に隙間が空くので、朝起きた時に肩こりや寝違いなど首の痛みの原因となる。

 顔がまっすぐ上を向いているのはまくらが低すぎる証拠。

 顔の角度はやや下向きで、あごが直角から五度ほど傾いた状態が1番リラックスできる状態だ。

 横向きで寝る人は、背骨から頭部にかけてのラインがほぼまっすぐかどうか確認をしてみよう。極端に頭部が上がっていたり、下がっていたりしてはいけない。

 そして仰向けで寝る時と同様、首から肩まですき間がない状態が望ましい。

 最近はまくらの専門店ができるなど様々なまくらが出ているので、豊富なバリエーションの中から自分に合うまくらを探すのも1つの方法だ。

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