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総書記誕生58周年
村山元首相ら各界人士/総聯中央祝賀宴、中央大会も
神戸朝高50周年チャリティーコンサート
オーケストラで音楽の旅/卒業生、在校生ら出演
総書記誕生58周年
村山元首相ら各界人士/総聯中央祝賀宴、中央大会も
15日夕、金正日総書記誕生58周年祝賀宴が東京・千代田区の朝鮮会館で行われた。
総聯中央が主催した宴会には、衆院議員の村山富市元首相ら与野党の幹部と国会議員、日朝友好団体のメンバー、中国、ロシア、キューバ、カンボジア、イタリア、ポルトガル、スウェーデン、南アフリカをはじめとする各国の駐日大使、公使ら各界人士が参加した。
先月、朝鮮と国交を樹立したイタリア駐日公使は、「他のヨーロッパ諸国も朝鮮と国交を樹立することを願う」と話していた。
なお、これに先だって、金正日総書記誕生58周年を祝う在日本朝鮮人中央大会が15日、東京朝鮮文化会館で行われた。
神戸朝高50周年チャリティーコンサート
オーケストラで音楽の旅/卒業生、在校生ら出演
約1年間にわたり行われてきた神戸朝鮮高級学校創立50周年記念イベントの最後を飾る、チャリティーコンサート「オーケストラで巡る―世界民族音楽の旅」(主催=神戸朝高校舎改築支援チャリティーコンサート実行委員会、後援=兵庫県、神戸市など)が11日、神戸市のポートピアホールで開かれた。同校第19期卒業生で世界的な指揮者、金洪才氏が指揮する関西フィルハーモニー管弦楽団が演奏し、やはり同校卒業生の金貞淑さん(21期)がピアノで、金豊水さん(36期)がフルートで賛助出演。同校生徒と卒業生、同胞と日本市民ら1300余人が観賞した。
コンサートは、同校第7期卒業生で現在は平壌で尹伊桑音楽研究所作曲室長の李旱雨氏がこの日のために作曲したカンタータ「栄えあれ、わが神戸朝鮮高級学校よ」で幕を開けた。これには在校生ら150余人による合唱団も出演した。
中四国、九州地方初級部サッカー大会
第26回中四国、九州地方初級部サッカー大会が5、6日にかけて岡山県・玉野で行われた。
大会には同地方から8チーム、140人が参加。
予選で1部に進出したのは広島、宇部・下関・徳山(合同)、岡山・倉敷(合同)、筑豊の4チーム。決勝戦は広島と岡山・倉敷の間で行われ、前半1点でリードした広島が優勝した。大会期間中、岡山、倉敷のオモニらは食事を準備するなど、遠方から来た児童らを励ました。
金正日総書記生誕58周年を祝賀する中央報告大会が15日、平壌市の4・25文化会館で行われた。
報告した金鎰武l民武力相は「総書記が提起された思想重視、軍事重視、科学技術重視の路線をかかげて富強な祖国を建設していこう」と呼び掛けた。
また同日、総書記の生誕を記念する朝鮮労働党中央委員会主催の宴会が木蘭館で、慶祝公演が東平壌大劇場など同市内の劇場で上演された。
南朝鮮宗教界の中心メンバーが、非転向長期囚の北への送還を求め、署名に参加している。
署名は南北和解のための活動として民族和解協力汎国民運動本部(民和協)が進めているもので、同本部が15日発表したところによると、「正大大韓仏教」曹渓宗のチョウ・ゲジョン総務院長、祖国統一汎民族連合前議長の姜希南牧師など20余人が参加した。学界、政界にも署名を広げていく。民主化実践家族協議会によると、100余人の非転向長期囚のうち訪北を希望しているのは40余名。
21人中16人に許可/「在特」申請の外国人
昨年9月、法相の特例として認められる「在留特別許可」を集団申請していた超過滞在外国人21人のうち、最後となったイラン人一家4人に14日、在留特別許可が認められた。2日と9日に裁決があった分と合わせ、最終的にはイラン人の4家族16人が許可を得たことになる。
在留特別許可は、これまで日本人配偶者がいる場合など以外ではほとんど認められなかった。今回、そうした事情を持たない人に許可が下り、事実上の基準拡大だと注目を集めている。