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平壌―南浦高速道路青年建設者に
朝青代表団がパワーショベル伝達
第18回阪神地区友好小、中学生のつどい
朝・日13校が芸術交流/兵庫
南の市民団体、公認撤回運動へ
各党の候補選定に反発
江原道高城郡でバス転倒、7人死亡
平壌―南浦高速道路青年建設者に
朝青代表団がパワーショベル伝達
【南浦発=文光善、千貴裕記者】
在日同胞の若者たちの真心こもった支援物資が、祖国の建設現場に届けられた。訪朝中の在日本朝鮮青年同盟(朝青)活動家代表団(団長=朱相礎・朝青中央副委員長)が14日、平壌―南浦間高速道路建設現場を訪れ、建設に従事する両江道青年同盟突撃隊員らに、パワーショベル1台を伝達した。
朝青中央では昨年4月の第18期第2回会議拡大会議で、平壌―南浦間高速道路建設支援を提起。同胞青年らの誠意を集め、これまでも各種作業用具や燃料などを送ってきた。支援運動は、朝青の各地方本部別にも盛んに行われている。
第18回阪神地区友好小、中学生のつどい
朝・日13校が芸術交流/兵庫
第18回兵庫県阪神地区朝・日友好小、中学生のつどい(同実行委員会主催、川西市、猪名川町などが後援)が12日、川西市文化会館で行われ、朝・日の児童、教員、保護者ら700余人らが参加した。
朝鮮学校からは尼崎初中、伊丹・宝塚・阪神・尼崎東初級が、日本学校からは、川西市立名峰小学校、西宮市立学文中学校など8校が参加し、歌や踊り、太鼓を披露した。
つどいは、「阪神・淡路大震災」が起きた1995年を除いて1982年以来毎年行われてきた。大野民雄実行委員長(49)は、「日本の学校でチジムを作ったり、音楽の時間に朝鮮の歌を習いだしたのは、交流を通じて日本の教員の認識が変わったからだと思う」と意義を語っていた。
南の市民団体、公認撤回運動へ
各党の候補選定に反発
南朝鮮の「2000年総選挙市民連帯」は、各政党が公認候補を発表したことを受け、候補の中に含まれる「不適格者」の「公認撤回運動」を21日から本格的に進めるとし20日、発表した。
「総選連帯」がすでに発表した「議員不適格者」102人のうち、各党の公認を受けた41人全員はすべて「公認撤回」の対象に含まれる。また、今まで名簿に含まれなかった公認候補も地域と緊密に連携しながら、議員として適格かどうかを検証していく。
これに先だって「総選連帯」は19日、ソウル市内の宗廟公園など全国の42ヵ所で「国民参政権の回復と腐敗した政治家の追放を求める汎国民大会」を開き、不適格者の公認撤回と選挙法の改正を求めた。
江原道高城郡でバス転倒、7人死亡
報道によると17日午後、江原道高城郡土城面元岩里弥矢嶺の坂道で、東国大学の学生ら45人を乗せた観光バスが転覆、同校のキム・ハギュン君ら7人が死亡し、33人が負傷した。
弥矢嶺の坂道を下っていたバスは、急カーブ地点でひっくり返り、山側にぶつかった。運転手の金氏は「速度を変えようとクラッチを踏んだ瞬間、加速して、壁に突き当たった」と話している。
犠牲になった学生らは、18日から同道の束草で開かれる新入生オリエンテーション選抜大会に出場するため、バス2台で目的地に向かっていた。
チュチェ研が第150回定例学習会
千葉チュチェ思想研究会の第150回定例学習会が20日、千葉市の県教育会館で開かれ、鎌倉孝夫・埼玉大名誉教授が「世界情勢とチュチェ思想」と題して記念講演を行った。
鎌倉氏は、経済のグローバル化を図る多国籍企業の市場支配への動きと、これに対抗する形で台頭するファシズムの排他性について指摘。混乱する国際秩序を再確立するには、民族性を生の基盤、社会の土台と位置付け、民族自主の立場から物事を捉えることが大切だと語った。また、朝米関係改善の動きを横目に日朝関係は停滞したままだとして、早期改善を訴えた。
学習会の後、金正日総書記誕生祝賀宴が催された。