朝鮮半島、動き
金大統領、野党に南北会談の協力を確認
報道によると南朝鮮の与党新千年民主党の金大中総裁は4月28日、大統領府で先の総選挙で連立与党としての協力関係を解消した野党・自由民主連合の李漢東総裁と会談し、6月に平壌で開かれる南北最高位級会談を成功させるため、共同で努力することなどで合意した。 また、24日には最大政党の野党・ハンナラ党の李会昌総裁と会談し、同会談への協力を取り付けた。 戦勝公園に彫刻作品展示 4月25日の朝鮮人民軍創建記念日を迎え、祖国解放戦争当時の朝鮮人民軍と人民の英雄的な闘争の姿をモチーフにした20点の彫刻作品が平壌の戦勝公園に展示された。 (朝鮮通信) FIFA会長、訪朝を延期 報道によると、国際サッカー連盟(FIFA)のゼップ・ブラッター会長は4月27日、4月に予定していた朝鮮への訪問が朝鮮側の要請で延期され、事実上の棚上げ状態になっていると明らかにした。スイスで共同通信の取材に答えた。 訪朝は2002年ワールドカップに関する問題を協議することが目的で、南朝鮮で行われる32試合中の2試合を北で開催することなどを提案するという。 ブラッター会長によると、朝鮮の招待を受けたことで、訪朝を予定していたが、「(朝鮮側から)時期がよくないので延期したいとの申し出があった。こちらとしては再度の招待を待っている状態」と語った。 第8回汎民連北側本部中央委総会 第8回祖国統一汎民族連合(汎民連)北側本部中央委員会総会が4月26日、平壌で行われた。 総会では、「今年の汎民連統一運動において祖国統一3大憲章を貫徹することについて」、「2000年統一大祭典第11回汎民族大会北側準備委員会の構成について」などの議題を討議した。 また、祖国回復55周年と汎民連結成10周年を迎える今年、汎民連統一運動をより拡大発展させ、祖国統一3大憲章を貫徹する問題、民族の自主と大団結のための運動を引き続き盛り上げていく問題、第11回汎民族大会を全民族的な統一大祭典として開催する問題などが討議された。 崔泰福議長、ベルギーの国会議員と会見 最高人民会議の崔泰福議長は4月24日、平壌の万寿台議事堂でベルギー・ワロン地域国会名誉議長のウィリー・ブルジョン氏を団長する同国の諸政党国会議員代表団と会見した。 一方、白南淳外相は26日、表敬訪問した王国章駐朝中国大使と会見した。 また、中国を訪問する崔京国社長兼責任主筆を団長とする外国文総合出版社代表団が27日、列車で平壌を出発した。(以上朝鮮通信) |