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百貨店の売上1.9%減


 日本百貨店協会と日本チェーンストア協会の調査によると、今年3月の百貨店とスーパーの全国売上高は、前年同月比で百貨店が1.9%減、スーパーは2.8%減となった。百貨店は3ヵ月ぶりに前年実績を下回ったほか、スーパーも16ヵ月連続で前年割れとなった。

 百貨店(138社、310店)の売上高は7774億1700万円。気温が低めに推移し、春物衣料の売れ行きが低迷したことが減収の原因で、婦人服は4ヵ月ぶりの前年割れ、紳士服は2ケタ減となった。雑貨や家庭用品も同様に前年割れだったが、婦人靴などの身の回り品のみは4ヵ月連続でプラスと、堅調を維持している。

 一方、スーパー(115社、7281店)の売上高は1兆3262億1500万円。食料品では精肉類が低調で1.9%減となり、衣料品も紳士服・婦人服とも9.2%減と不調だった。 

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