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ベータカロチンに、美白効果あり
佐賀大教授が発表

  緑黄色野菜に多く含まれ、がん予防に効果があるとされるベータカロチンに、しみやそばかすの原因となるメラニン色素の合成を抑える「美白効果」があるとする試験管内での実験結果を亀井勇統・佐賀大助教授(海洋生物工学)がまとめ、このほど東京で開かれた日本水産学会で発表した。

 美白効果がある物質としては、ビタミンCやこうじ酸、バラ科植物に含まれ化粧品にも使われるアルブチンが知られる。亀井助教授によると、ベータカロチンはアルブチンの約4分の1の濃度で同程度の効果があった。 

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