統一したら一緒に遊ぼう
南北朝鮮、日本の子供の絵
関東各地で巡回展示
たび重なる自然災害で食糧不足に陥った朝鮮の子供たちにライスミールを贈ったり、南朝鮮で食糧支援を訴えるライブを行ったりと様々な活動をしてきた京一夫さん(レッドハート国際委員会「愛の贈りもの」事務局代表)が、活動の過程で集めた南北朝鮮、日本の子供たちの絵の展示会を4月29、30の両日、東京・江東区の江東区総合区民センター展示ロビーで開いた。
展示された朝鮮の子供たちの絵には、花や野菜など静物を描いたものが多い。南のものには統一した祖国で北の子供たちと一緒に学び、遊びたいとのメッセージを込めた絵もある。日本の子供たちの場合は、「お国自慢」を表す城などを描いたものが多くみられた。 来場の子供たちに絵を描いてもらうコーナーでは、日本の小学生らが朝鮮の子供たちに贈る絵を一生懸命描いていた。 「子供たちには政治、宗教、国境の壁はない。その『小さな大使』たちが純粋な心で描いた絵が交流の架け橋となってくれれば。その手助けをしていきたい」と京氏は語る。 なお同展覧会は都内と関東近辺の公民館、小学校などでも順次開かれる予定。 問い合わせは京一夫氏(TEL 090・3218・3676)まで。(明) |