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都高校総体で準優勝/東京朝高ラグビー部 4月中旬から行われていたラグビーの東京都高校総体(春季大会)の決勝戦が14日、多摩市営陸上競技場で行われ、東京朝鮮高級学校が準優勝した。 決勝の対戦相手は、昨年度全国高校ラグビー大会4強、今年度の新人戦優勝の国学院久我山。試合は、前半9分でトライとゴールを決めた久我山が0―19でリード。東京朝高はゴールライン前で゙龍秀選手(SH)が果敢なタックルを見せる場面もあったが、実力差で0―62で負けた。 今大会で初めて準優勝した東京朝高は、今年度の全国選手権都予選Bブロックのシード権を獲得。Bブロックで優勝すると、全国選手権に出場できる(久我山はAブロック)。また、同校は6月初めに行われる関東大会の切符も手にした。 第27回在日本朝鮮人柔道選手権/大阪勢が団体戦制す 総聯結成45周年記念第27回在日本朝鮮人柔道選手権大会が14日、京都市の京都産業大学第2体育館で行われ、各地から来た選手60余人が熱戦を繰り広げた。 総聯東京、同大阪、同京都、朝鮮大学校の4チームが出場した5人制の団体戦では接戦の末、総聯大阪が優勝した(1年ぶり16回目)。3人制の団体戦には9チームが出場し、大阪朝高が優勝した。 約50人が出場した個人戦はトーナメント形式で行われ、朝鮮大学校体育学部1年の李成龍選手(九州朝高出身)が初優勝した。 南北実務者接触/基本的に合意、未決問題は先発隊訪北後に 【板門店17日発朝鮮中央通信=朝鮮通信】 南北合意書履行のための第2回通信、報道実務者接触が17日、板門店の統一閣で行われた。 接触で北側は、歴史的な平壌対面と最高位級会談を円満に保障するための合理的な実務手続き案を提示した。 接触で双方は、通信、報道と関連した実務手続きに基本的に合意した。一部未決の実務問題に関しては、南側の先発隊が平壌を訪れた後に具体的に協議し、確定することとした。 「長期囚の早期送還を」/南の推進委 報道によると、南朝鮮の「非転向長期囚送還推進委員会」は16日、ソウル市内で南北最高位級会談と関連して、政府当局に非転向長期囚の送還を求めた。 席上で民主主義民族統一全国連合のロ・スヒ共同議長は、「南北会談を民族の祭りにするには、当局が分断の象徴である非転向長期囚を無条件で送還しなければならない」と強調。同委員会のクォン・オホン共同委員長も「帰還を求める長期囚たちの意思が明確で、北も受け入れを表明している。にもかかわらず、当局が抑留し続けるのは、国際法に違反する」と訴えた。 米、金倉里再調査で23日から訪朝 米国務省スポークスマンは15日、朝鮮・金倉里の地下施設に対する2回目の立ち入り調査のため米専門家チームが23日から訪朝すると発表した。昨年春の朝米合意に基づくもので、昨年5月の第1回調査では核関連施設だと裏付ける証拠はないと判定された。 同スポークスマンは、今回の調査の目的が第1回調査の評価と結論を再確認することだと明らかにした。 梅香里爆撃事故/不平等な「地位協定」改正を 京畿道華城郡梅香里の駐南朝鮮米軍射撃場周辺で8日、米空軍機の爆撃により住民7人が負傷し、付近の民家170余棟に被害が出たことを機に、南朝鮮で「駐韓米軍地位に関する協定」(SOFA)の不平等性に対する反発の声が高まっている。 120余の市民団体が参加する「不平等なSOFA改正国民行動」は16日、ソウル・米大使館横の公園でSOFAの全面改正を求める集会を開催。「SOFAの全面改正なしには梅香里事故のような住民被害を防げない」と指摘し、SOFA改正のための米「韓」協議の即時再開と梅香里射撃場の即時閉鎖を米国側に求めた。 一方、南朝鮮を訪れた元米空軍パイロットの反戦平和運動家、ブライアン・ウィルソン氏は16日、梅香里射撃場で劣化ウラン弾(原発などで使うウラン廃棄物を加工して作る弾薬。がんや胎児の奇形など人体に深刻な影響を及ぼす)が使用されている可能性があると指摘した。 |