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余暇時間に充足感


   総理府の調査によると、余暇時間を「十分活用している」とする人が微増。余暇を「もっと欲しい」と感じている人も全体的には増えていないとの結果が出た。

 調査は昨年8〜9月、全国3000人を対象に行われ、2146人から有効回答を得た。

 回答を見ると、余暇を十分活用しているとした人は20.4%で、前回の94年調査より1.1ポイント増えた。また「ある程度活用している」とした人は43.9%で、こちらは0.5%減だった。

 余暇を「もっとほしい」は37%で、前回比0.2ポイント減。「現在より少なくてよい」は3.1%で、0.9ポイント増だった。ただし30〜39歳では、「もっとほしい」が約57%いた。

 余暇の過ごし方は不況を反映してか、「テレビ、雑誌」が62.7%、「何もしないでのんびり」が31.1%で、いずれも前回より増えた。 

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