歴史的な平壌対面と南北最高位級会談

新たな民族史を創造/各地の在日青年、共に祝う


 分断55年目にして実現した南北共同宣言合意の報に接した朝青愛知・名港支部傘下の在日同胞青年たちは14日夕から15日夜中にかけて支部事務所に集まり、喜びを分かち合った。彼らは、テレビにかじりついて共同宣言発表の報道に見入った。彼らは自主的平和統一を実現するうえで「画期的な契機を作る新たな局面が開かれた」と熱烈に歓迎した。

 権寿永支部非専従副委員長は、「金正日総書記が空港にまで出てきて一行を出迎えることで、真に意義深い出会いになった。今回の合意は、反目の歴史を民族大団結の歴史に、対決の歴史を平和の歴史に、分裂の歴史を統一の歴史に変える新たな民族史を創造する出来事」だと語った。

 愛知県下の朝青、留学同、「在日韓国青年同盟」(韓青)、民団青年会、民団学生会の5団体は15日、南北共同宣言発表を受けて名古屋市内で記者会見を開き、各団体が互いの主義主張と所属の差を超えて団結することを明らかにする共同宣言を発表した。各団体は7月2日に共同で愛知県同胞青年学生のための大祝典を開く予定だ。

 一方、南北最高位級会談の成功を願う同胞青年学生祭が10日、大阪・生野区の御幸森第2公園で開かれた。朝青と留学同、韓青、「祖国統一在日韓国人学生協議会」の各大阪府本部などが合同で開催した。

 東京では同日、同胞青年学生集会が東京・江東区のティアラ江東(江東公会堂)で行われ、8.15統一大祝典まで共同行動を繰り広げることで合意した。

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