歴史的な平壌対面と南北最高位級会談
金大中大統領一行、各地を参観
金大中大統領と李姫鎬夫人、南側代表団は平壌滞在中、平壌市内各地を参観した。最高人民会議常任委員会の金永南委員長らが同行した。
学生少年宮殿 一行は、宮殿が学生少年課外教育の殿堂として築かれ、後代の教育・教養に貢献していることに対する解説を聞きながら各クラブ室を見てまわった。大統領と夫人はアコーディオンクラブで、クラブ員のアコーディオン合奏を聴き、彼らとともに記念写真を撮った。書芸、手芸両クラブのクラブ員らは大統領と夫人に「祖国統一」と書かれた書芸品などを記念に贈った。 一行は宮殿劇場で学生少年芸術総合公演を観覧した。演目が変わるたびに観覧者らは盛大な拍手喝さいを送り、劇場は統一熱気で沸き返った。 公演終了後、金永南委員長と共に金大中大統領と夫人が舞台に上がり、公演成果を祝して花かごを贈り、記念写真を撮った。 芸術公演観覧 平壌産院など 夫人は人民の福利増進のためには何も惜しまないという共和国の人民的施策に対する解説を聞きながら、女性と子どもたちのための施設と手芸作品などを注意深く見てまわった。 この日、夫人は平壌市内の女性たちと座談会を催した。座談会の席上で夫人は、共和国の女性たちが男性と同等の権利を持ち、希望と才能を思い切り花開かせ、幸せな生活を送っていることについて聞いた。 恩師と再開 金さんは、梨花女子高等中学校で教べんを執っていた60年前、李夫人と師弟関係にあった忘れられない事実を感慨深く回顧した。金さんは、光復直後に共和国に入り、家族共々尊厳ある生を享受してきたこと、女子校時代の教員や師弟らも共和国の懐に抱かれて幸せな日々を送っていることについて話した。 夫人は、恩師が故郷を離れて北に入った後、誇らしい生活を享受し、高齢だが元気でいることに感動を示した。 (以上朝鮮通信) |