「音楽は時間を超えて・・・」

京都歌舞団と「プカソンコ」のジョイントコンサート


 京都朝鮮歌舞団とペルー出身の歌手グループ「プカソンコ」によるジョイントコンサートが9日、銀閣寺の一角にある法然院で行われた。

 「音楽は時空を越えて…」という趣旨で行われたコンサートでは、出演者たちが「アリラン」、「コンドルは飛んでゆく」などの朝鮮民謡とアンデス地方の歌などを披露し、会場に集まった約110人を魅了させた。

 「プカソンコ」とは、アンデス地方の言葉ケチュア語で「温かい心」の意味。

 公演終了後、代表のセールソ・カセレスさんは「音楽を通して、これからも友情を深めていきたい」と抱負を語った。

 公演を観覧した浅野善正さん(22)は、「民族の温かい心を感じることができた。とくに朝鮮のサムノリがとてもよかった。これからも音楽を通じて交流が活発になることを願っている」と述べた。

 本田敦子さん(23)も、「はじめて朝鮮の音楽に接し、すべての演目を感動深く、興味深く聞くことができた」と感想を述べていた。

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