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南北共同宣言を支持・歓迎/21世紀を開く同胞女性の集い(横浜)
全国から320人、同胞社会に寄与を

 「21世紀を開く同胞女性の集い」(主催=同実行委員会)が3日、横浜市内のホテルで開かれ、在日本朝鮮民主女性同盟中央の金一順委員長をはじめ、日本全国から集まった同胞女性商工人と活動家ら320余人で賑わった。

 集いでは、講演とビデオ上映、参加者らによるリレートークなどが行われた。2部では祝賀宴もあった。参加者らは、歴史的な平壌での南北首脳の出会いと南北共同宣言を歓迎、支持し、女性たちが同胞社会の発展にいっそう大きく寄与していこうと、みな興奮した面持ちで話し合っていた。

学生ピアノコンクール、地方予選経た31人が競う

 総聯結成45周年記念第9回在日朝鮮学生中央ピアノコンクールが6月30日、東京・杉並区のセシオン杉並ホールで行われた。同コンクールには、北海道、関東・東北、東海、近畿、中四国・九州の5ブロックの各地方予選で選ばれた31人が出場。初級部低学年、高学年、中級部、高級部の4部門で日頃の練習の成果を競った。授賞式では、講評に続き、入賞者たちに総聯中央常任委員会からの賞状と副賞が贈られ、審査員の模範演奏と優秀作品発表会が行われた。

科学技術発展で強盛大国を/労働新聞、勤労者が共同論説

 朝鮮の労働新聞と勤労者の共同論説「科学重視思想を掲げて強盛大国を建設しよう」が4日付の労働新聞に掲載された。

 論説は朝鮮労働党の科学重視思想の本質について、「科学技術を革命と建設のすべてに優先させ、最大の力を投じ、社会主義建設で提起される問題を科学技術に依拠し、解決すること」と説明した。また、食、衣問題を完全に解決し、生産を正常化し、国土管理事業を改善できるよう世界各国の科学技術成果を積極的に習い、それを大胆に受け入れ、現代の科学技術発展の趨勢に合わせて電子、生物工学など、最先端の科学技術をいち早く発展させるべきだと強調した。

朝鮮、ARFへの招待を正式に受諾

 報道によるとタイ外務省筋は5日、朝鮮の白南淳外相が27日にバンコクで開催される「東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)」への招待を正式に受諾した、と明らかにした。

 ARF議長国のタイが送った招待状に対し6月末、受諾の返答があった。白外相は今月25〜29日、タイを訪れる予定だという。

新任豪大使が平壌到着

 オーストラリアのデービッド・テイロ・アービング新任大使が4日、空路平壌に到着した。朝鮮とオーストラリアは5月8日に約25年振りに国交を再開している。 (朝鮮通信)

米軍虐殺の真相究明を/南、北、海外が調査委

 朝鮮戦争当時の「米軍虐殺蛮行真相究明全民族特別調査委員会」(全民特委)の南、北、海外本部合同結成式が6月23日、ワシントンのホワイトハウス前で行われた。

 全民特委は、昨年9月末に米軍による老斤里虐殺事件が明るみに出たのを受けて5月10日、南北朝鮮、海外同胞団体が北京で集い、結成した団体。合同事務局は現在、ワシントンにある。

 その時期を前後して南北、海外でそれぞれ、地方本部が結成されており、この日の合同結成式は各地方本部の結成を総括する意味で開かれた。

金剛山周辺で南北またぐカーラリー

 報道によると、南北をまたぐ初の自動車ラリーが1〜4日、金剛山周辺で行われた。レースには計23台が出場。出場車は1日にソウルを出発し、南側東部の江原道・平昌を経て東海岸の東海港から北側の金剛山に移動。金剛山周辺でレースを行った。

米上院司法委で、元日本軍捕虜が証言

 米上院司法委員会は6月28日、旧日本軍に捕らえられ、日本企業で過酷な労働を強制された元米兵捕虜5人を招いて初の公聴会を開いた。

 出席したレスター・テニー(80)さんらは、「私たちを奴隷扱いしたことに対し、日本政府や企業は損害賠償も謝罪もしていない」と訴えた。これに対し、ベッタウアー国務省法律顧問らは、「サンフランシスコ講和条約で対日請求権を放棄しており、追加的な請求はできない」と述べた。ファインスタイン上院議員(民主党)らが、「条約は民間人と民間企業との間の訴訟の権利を奪うことができないはず」と反論し、政府側に再検討を要請、国務、司法省代表もこれを了承した。

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