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アジアの景気、急回復


 アジア市場に対する日本企業の景況感が、急激に高まっている。

 野村総研は今年3月、金融機関を除く東証1部上場企業、1216社を対象に、アジア事業の展開に関するアンケート調査を実施、192社から有効回答を得た。

 それによると、1999年のアジア経済の景気に対する評価として、53.7%が・「非常に良い・良い」と回答。2000年の景気見通しについては、同じ答が72.4%を占めた。97年および98年の景気評価では、同様の答はそれぞれ4.3%、1%しかなかった。

 また、自社の業績見通しは、「非常に良い・良い」が53.1%を占めた。今後の強化市場としては中国との回答が53.6%で最も多く、これにタイ、インドネシアなどASEAN諸国が続く。重点経営施策は、「現地での人材育成強化」が25.5%で最多だった。

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