チョゴリファッションショー
(西東京)
モデルはみな同胞
「私たちの衣装―チョゴリ」と題したチョゴリファッションショーと展示会が1日、東京・昭島市のフォレスト・イン昭和館で行われ、地域の同胞、日本市民ら300余人が熱い視線を送った。 在日本朝鮮民主女性同盟(女性同盟)西東京本部が主催したファッションショーは、金剛山歌劇団の若手演奏家で作る音楽グループ「ヒャン」のサムルノリと民族舞踊、西東京同胞らによる三重唱で幕を開けた。 この日のモデルを務めたのは、下は6歳から上は73歳までの地域同胞ら。(写真:最高齢の安秉玉さん 73歳) ショーに出演した黄英子さん(50、会社員)は「同胞らの集まりに参加するのは久々。とても楽しかった」と、笑顔で語った。 会場ロビーには、西東京在住の同胞が経営するジュエリー店や陶芸教室の作品などが多数展示・販売された。 女性同盟西東京本部の李貞淑委員長は、「トンポが喜ぶような催しをと考えたんです。今回の出演者、スタッフはすべて地域の同胞たち。西東京のトンポトンネをこれからも強い絆で結んでいきたい」と語った。 参加者の1人(36、会社員)は、「女性同盟結成から50余年間、奔走してきたオモニたちに『おつかれさまでした』という慰労のメッセージになったのでは。これを機会に西東京の同胞が1つになっていけばいいと思う」と語っていた。(花) |