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金正日総書記、文明子氏(在米ジャーナリスト)に語る 南北共同宣言− 民族の統一大憲章=^ 朝・日関係でも「準備できている」 金正日総書記が6月30日の在米僑胞ジャーナリスト文明子氏との会見で、南北首脳会談で合意した共同宣言について、「民族の統一大憲章だと言えるほどの意義を持つ」と語った。文氏が、大韓毎日(12日付)に寄稿したインタビュー記事で明らかにしたもの。また総書記は、ソウル訪問について、「5大共同宣言の実践過程を見て決定する」との考えを示した。 南北首脳会談の成果に対する文氏の質問に総書記は、「朝鮮民族の力で民族の念願である統一に向かって1歩踏み出したことに、もっとも大きな意義を付与したいと思います。これは、朝鮮人民の切実な念願であり、私自身としては、主席の遺訓を継承するという意義があります」と述べた。 金大中大統領を飛行場で出迎えたことについて、総書記自身が決めたと明らかにし、朝米関係については「すぐにハイレベルの代表を派遣するでしょう」との見通しを示した。朝・日関係改善についても日本と「近い国になる準備が出来ている」と述べた。 なお文明子氏は、共同通信とのインタビューで、高位級訪米代表には、朝鮮アジア太平洋平和委員会の金容淳委員長と軍の高位関係者を派遣すると明らかにしたことを伝えた。 自主映画のコンペでグランプリ/神奈川朝高卒業生 第22回ぴあフィルムフェスティバルコンペティション部門「PFFアワード2000」で10日、神奈川朝高出身の李相日さん(26)の作品「青〜chong〜」が、グランプリをはじめ企画賞、エンターテインメント賞、音楽賞の4部門を受賞した。 PFFアワードはアマチュア監督による自主制作映画のコンペティションで、新人監督の登竜門の1つとなっており、過去の入選者には現在活躍中の映画監督も多い。今回は730の応募作品の中から選ばれた19作品が上映された。 李さんの作品は、朝高を舞台にした青春グラフィティで、神奈川大学を経て98年に卒業した日本映画学校の卒業作品。すでに内外の映画祭で上映されて話題を呼んでいた。 台風4号の影響で、平壌に50日ぶりの雨 フィリピン北西の海上で発生した台風4号は朝鮮西海を北上、11日夕には新義州方向に向かい、その後、進路を東北東に変えて白頭山地区、北部内陸地方に移動することが予想される。台風が朝鮮上空を通過する間に平壌には10日夕から11日午前まで10〜20ミリの雨が降った。 朝鮮の気象水文局によると、台風の影響で長期間朝鮮上空に位置していた停滞性高気圧が去り、今後も平壌に雨が降ることが予想されるという。 朝中友好条約39周年で、中国大使が宴会 王大使は演説で、39年前に中国の周恩来首相と朝鮮の金日成主席は平和を守る中朝人民の利益に即して条約を締結したと述べた。、また、5月、「世紀が替わる時期に総書記が行った歴史的(中国)訪問は、中朝両党、両国間の相互理解と友好、信頼と協力をより一層強化し、伝統的な友好関係を発展させるうえで重要な意義を持つ」と指摘した。 続いて演説した最高人民会議常任委員会の楊亨燮副委員長は、金正日総書記は3月には駐朝中国大使館を訪問、5月には訪中し、朝中友好関係発展で画期的な出来事を築いたと述べ、朝中友好が今後も双方の共同の努力によって良好に発展することを確信すると指摘した。 (朝鮮通信) ポーランド外務省代表団が訪朝 ラドスワフ・シコルスキ外務次官を団長とするポーランド外務省代表団が11日、平壌に到着した。 また、社会主義人民リビア・アラブ国全国人民委員会のアブドル・ラフマーンムハマド・ジャルカム対外連絡・国際協力書記(外相)一行が11日、帰途についた。白南淳外相ら関係者が見送った。(朝鮮通信) 平壌の上下水道近代化へ豪企業が調査 平壌の上下水道は近年相次いだ自然災害の影響で「漏水が目立ち、断水がしばしば起きている」(同社)。改修には約200キロにわたる水道管やポンプ施設の交換が必要となる見込み。調査は約9ヵ月間で、その後に実際の工事のための国際入札が行われる予定。 ニュージーランド外相、朝鮮と国交交渉へ |