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朝鮮が総合優勝 平壌で青少年テコンドー選手権/30余ヵ国から600余人出場 第5回青少年テコンドー世界選手権大会が23〜26日、平壌のテコンドーパレスで開かれ、世界30余ヵ国から600余人の選手が出場した。国際テコンドー連盟が主管し、14〜17歳までの選手が出場する同選手権は1993年から2年に1回ずつ開かれている。 競技はトゥル、マッソギ(写真)、パワーテクニック、スペシャルテクニックの4種目で行われる。選手たちはそれぞれ団体・個人(男女、各段位・階級別)の各部門別に技を競った。 結果、朝鮮が、国別総合順位と男女団体の総合でそれぞれ優勝。個人でも最多の金22、銀1、銅3の各メダルを獲得したほか、男子のプ・ソンミン、女子のシン・ヘソンにそれぞれ技術賞が授与された。 国別総合順位の2位はポーランド、3位がロシア。 一行は26日、平壌の人民大学習堂で「朝鮮をよりよく知るためのテーマ別活動」として、旧日本軍の犯罪行為と関連した討論会、在朝被爆者との対面、朝・日国交正常化に関する討論会を行った。同日、青年中央会館では「平和と親善のための交歓会」が行われ、参加者は関係部門の活動家、市内の青年学生らと交流した。 (朝鮮通信) 非転向長期囚の歓送式/2000人が統一へ新たな決意 報道によると、9月2日に北へ帰る非転向長期囚の歓送式(主催=非転向長期囚送還推進委員会)が26日、ソウル・延世大学の大講堂で行われ、北へ帰ることになった非転向長期囚63人中55人と、市民・在野団体関係者と大学生ら2000余人が参加した。 故文益煥牧師の夫人、朴容吉女史は激励の辞で「今回の長期囚送還は統一のためのたたかいにおける新たな転換点だ。統一の日にまた会いましょう」と述べた。長期囚を代表して答辞を述べたキム・ジュンジョンさんは「私たちは北に行っても、民族の離散と分断の苦痛を克服するために献身するだろう」と語った。 三井・三菱系サJ社を提訴/中国人強制連行被害者 在米の中国人4人と中国本土在住の五人が、過去に強制労働をさせられた三井鉱山や三菱商事など三井・三菱グループの企業20社に損害賠償を求める集団訴訟を、カリフォルニア州上級裁判所に起こした。23日、ロサンゼルスと北京で発表された。中国国籍被害者の米国での提訴は初。 中国の原告は日本国内の三井・三菱系の鉱山や造船工場で、在米の四人は中国国内の三井系鉱山などで強制労働させられた。 原告らはこの訴訟を「29〜45年に三菱、三井の賃金未払いの労働を強いられたすべての中国人のためのもの」と位置づけ、インターネットなどで広く参加を呼びかけている。 |