大阪・「ウリオンマ」主催
ファミリーコンサート

歌と踊りに子供たち大喜び


 就学前の児童を持つ大阪府下の同胞オモニたちのグループ、ウリオンマ・ネットワーク主催によるファミリーコンサート「オンマと一緒チャッ・チャッ・クン」が昨年12月17日、大阪市北区民センタ−で開かれ、子供たちとその家族ら700余人が公演を楽しんだ。

 ウリオンマ・ネットワークは、@0歳から5歳までの子供を持つオモニたちが互いのきずなを深めA朝鮮学校と朝鮮幼稚班を応援しB子育て、子育ちを支援する――ことを目的に、昨年5月、府下の各朝鮮学校オモニ会幼稚班責任者らが中心となり結成されたもの。これまでにウリオンマ・ネットワーク通信の発行や、メーリングリストの作成などを行っている。

 今回の公演は、2000年度の活動の総まとめと同ネットワークのアピールを兼ねて行われた。出演は大阪朝鮮歌舞団に依頼したものの、脚本、衣装、音楽などはすべてオモニたちの手作りで、3ヵ月以上にわたって準備を進めてきた。

 公演では、さるのスンイ、うさぎのカンチュン、とらのホランとともに、宇宙からやって来たピピとポポが登場して歌と踊りを繰り広げた。とくに「アンニョンハセヨ」「山うさぎ」など朝鮮の童謡と、「しまじろうのテーマ」や「アイアイ」などおなじみの日本の歌謡が交えて披露されると、子供たちは大はしゃぎで口ずさんでいた。

 また、この日のために作詞作曲されたテーマソング「未来は一緒に」も発表された。

 公演終了後、大阪青商会から子供たちにコンサート出演キャラクター入りの絵本と色鉛筆がプレゼントされた。

 オモニたちは、「子供が想像以上に楽しんでいたので、来年も催してほしい」などと感想を述べていた。【女性同盟大阪】

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