各地から
愛知同胞生活相談綜合センターがガイドブック 愛知県同胞生活相談綜合センターが、同胞たちの暮らしをサポートするために昨年12月、「愛知同胞生活ガイドブック」を発行した。 1人でも多くの同胞、とくに総聯以外の民団、未組織の同胞たちにセンターの開設を知らせるというのがガイドブックの発行の動機だ。 現在、愛知県には、約5万人の在日同胞が在住しており、他県同様そのほとんどが日本の植民地支配当時、日本への渡航を余儀なくされた1世の同胞たちとその子孫である。祖国解放から50余年が過ぎた現在、同胞社会は世代交代も進み、複雑化してきた。そうした状況を踏まえて、ガイドブックには、民族的習慣はもちろん、同胞の暮らしに必要な、外国人登録、戸籍、税務相談、国籍問題といった同胞として知っておくべき豆知識などや冠婚葬祭、年金問題、医療関係など生活の手引きも載っている。 さらに、県下16地域の同胞センター、各学校、同胞の各種業者も紹介されている。 「ムジゲ会」ミニコンサート 女性同盟三重県・桑名支部の若手女性で組織された「ムジゲ会」(安博美代表)主催の「オモニと子どもたちのためのミニコンサート」が、昨年12月23日、同県桑名市内の同胞宅で行われ、地域の同胞ら20余人が参加した。 一昨年に続く2回目のコンサートでは、同会会員の具京姫さん(31)のピアノと日本人バイオリニストの演奏などが行われた。 同支部の「ムジゲ会」は、1994年、20代から30代の同胞女性たちを中心に、親睦を深めようと組織されたものだ。今月27日には、新年会も行われる。 |