あの時、このひと言


 「私は、まだまだ遠く感じていた統一が確実に近くに来ているような気がした。これが現実になればいいのに…。21世紀には朝鮮半島だけでなく、世界の国々が国境線なんか無視して、仲良く行ったり来たりできる日が、1日も早く来ればいいのにと思っている」(8日の「NHK青春メッセージ」で審査員特別賞を受賞した許琴伊さん=東京朝高1年=のメッセージより)

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 「朝銀の破たんで、同胞商工人の資金繰りは今後、難しくなっていくだろう。だが、朝銀は無くしてはならない大切な民族金融機関であり、商工人にとってはやはり頼りになる場所。私たち商工人と商工会も、破たんという事実はしっかりと踏まえたうえで、今後、実質的に私たちの経営をどうしていくべきか考えなければならないだろう」(東京・足立区で革裁断業を営む姜益原さん=52)

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 「新幹線と同じスピードで走るマシンを体一つで扱うレーサー。一瞬の判断が危険を招き、勝敗を決める。そのトップに立ち、世界の舞台に飛び出したい」(オートバイのレーサー、尹昌憲さん=27、名古屋市在住)

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