同胞コミュニティー東西南北
北海道朝鮮初中高級学校 ウエイトリフティング部
第2の朴徳貴、ペ良哲を育成
ここに注目! |
昨年度のインターハイでは朴徳貴、「良哲選手(当時高3)の活躍により、団体成績で全国の出場校146校中3位に輝き、その名を轟かせた北海道朝鮮初中高級学校ウェイトリフティング部は今年、新たなスタートを切ります。
数々の試合で表彰台に立ち、全国の同胞に希望を与えてくれた2選手はあと1ヵ月で卒業です。 朴選手は早稲田大学、「選手は中央大学への入学が決まりました。彼らはアテネオリンピックに朝鮮代表として出場し、メダルを獲得するための夢を抱いて母校を巣立っていきます。 2選手が卒業後の部の行く末を心配する声が聞かれたりもしますが、そんな声にもめげず、中級部4人の部員たちはそれぞれの目標に沿って、練習に意欲を燃やしています。 すでに75キロ超級で、一般を含む道内女子記録を持つ紅一点の中級部2年生、金恵娟選手は今年、すべての階級を通しての最高記録樹立を目指しています。まずは、1月28日に行われる札幌市民体育大会「アルバータカップ」での優勝を狙います。 同じく中級部2年の韓慶一、中級部1年の尹秉普A姜星竜の男子3選手も、夏の全国中学選手権でメダル獲得を目指します。 またわれわれ指導陣は、よりきめこまやかな指導を目指します。 練習メニュー作りや部員の生活管理を担当している、わが校出身で朝鮮の国家代表でもある金太壌コーチ(25)と、部員たちとのコミュニケーションを深め、部活が技術だけでなく人間育成の場となるような土台作りに励みます。 さらに、「名門」の伝統を継承していくためにも、部員を増やしていきたいと思っています。 97年の創部以来、同胞たちの温かい応援のおかげで活躍することができたわが部がさらなる期待に応えるためにも、第2の朴徳貴、「良哲をどんどん育てていくことを誓います。(金有燮顧問) |