付き添い家族向け宿泊施設

東京にオープン、1泊千円で


東京・江東区に来月オープンする
宿泊施設、AFLACペアレンツハウス。
家族同士の交流を目的とした共同ダイニング


 難病の子どもを抱え、遠方から専門病院に来る家族のための宿泊施設「AFLACペアレンツハウス」が2月9日、東京都江東区にオープンする。治療費のほか滞在費、交通費などの出費を迫られる家族を支援するためで、専門家が常駐して精神的な支援も図る。

 財団法人「がんの子どもを守る会」(岩田敬治理事長)が、政府の補助金や生命保険会社の寄付を受け建設したもの。1〜3人用の部屋が計20室あり、治療のため上京する18歳までの子どもや家族らに1泊1000円で提供する。

 子どもの専門病院には全国から患者と家族が集まるが、原則的に付き添い宿泊は禁止だ。そのため、ホテルなどの宿泊費が家族の大きな負担となっている。こうした施設は全国に現在79施設、357室あるという。

 TEL 03・3638・6512で宿泊申し込みを受付中。他地域の施設についての問い合わせは特定非営利活動法人(NPO)ファミリーハウス(TEL 03・3639・2146)まで。

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