あの時、このひと言
「食生活や風習が違うと自然に話もずれてくるはず。そうした面を考えても、やっぱり同胞同士の結婚が大切。これからも力を合わせて幸せな家庭を築いていきたい」(1999年4月、名古屋で行われた同胞結婚相談センターの「出逢いのパーティー」で出会い、11ヵ月間の交際を経て昨年3月にゴールインした柳斗鎮、金千鶴さん夫妻=共にサW、愛知県在住)
◇ ◇ 「『二足のわらじ』のおかげ。朝鮮舞踊を続けてきたことで、バレエにはない表現力が身についた。その個性が自分の最大の武器」(東京朝高卒業後、欧米各国で修行を重ね、現在は米国でバレリーナとして活躍する在日同胞、高美華さん=24) ◇ ◇ 「勝ち組に入るための生き残り戦略、IT(情報技術)を駆使したベンチャー企業の旗揚げなど、同胞商工人が求めている情報はとても幅広く膨大で、商工会がよりいっそう重要視されるが、それだけやりがいも感じる。知識と新たな発想で対応していきたい」(東京の文京・千代田商工会に勤務して3年目の朴セナルさん=24) |