動き−朝鮮半島
白南淳外相、離任のキューバ大使と会見
白南淳外相は22日、離任するホセ・マヌエル・インクラン・エムバデ駐朝キューバ大使と会見した。 桂応泰・朝鮮労働党書記も18日、同大使と会見した。朝鮮労働党の朴慶善副部長が同席した。(朝鮮通信)
報道によると、金大中大統領は22日の閣議で「幼稚園まで義務教育になって、初めて先進国水準の教育。政府が段階的に準備し、対処しなければならない」と述べ、幼稚園については授業料などを負担する義務教育化に向け、積極的に検討していることを明らかにした。 当局によると、幼稚園教育義務化の目的は、幼稚園教育が子どもの人格形成で重要なうえ、低所得者層の負担を軽減できるため。 南朝鮮では、教育財源の不足などを理由に、中学の授業料や教科書代も原則として個人が負担している。 幼稚園義務化の指示に先立って金大統領は18日、中学を完全に義務教育化することも指示、2002年の新入生から段階的に全額国家負担となる。 パキスタンに朝鮮の協力による発電所 23日発の朝鮮中央通信によると、パキスタンのカシミール州に朝鮮の協力による発電所が建設され、12日、現地で操業式が行われた。 操業式には、カシミール州政府のスルタン・マフムド・チョウドリ首相と各界の関係者、同国駐在朝鮮大使と技術者が参加した。 式で演説者は、この発電所が地域の経済、文化の発展を大きく促すばかりでなく、両国の友好の象徴になる、と述べた。そして、カシミール州の人民は、朝鮮人民の誠心誠意の協力を常に忘れないであろう、と強調した。 労働新聞、帝国主義の「人権」、「人道主義」は侵略と支配の道具 労働新聞21日付は、帝国主義者が主張する「人権」や「人道主義」の反動的本質とその弊害を暴露し、それに反対して力強く闘争を展開することについて論説を掲載した。 論説は、帝国主義はその本性からして、人権、人道主義とは完全に対立するとし、人権、人道主義が侵略と略奪、搾取と抑圧を本性とする帝国主義者の口で論議されることは言語道断であり、事実上、帝国主義は人権と人道主義の最大の敵であると指摘した。 論説は、帝国主義者が人権問題を騒ぎ立てる目的について、資本主義社会があたかも人民に「人権」を保障する社会、「人道主義」を具現している社会であるかのように大衆を欺まんし、ごく少数の搾取階級の搾取と略奪、支配と抑圧の権利を超階級的なものに美化粉飾することにある、と指摘。さらに、自らが人権の擁護者であるかのように称することで、他の国と民族の中に彼らに対する幻想を吹き込み、その植民地主義支配を容易にすることにあるとも指摘した。 2001年大会支持する仏教連の拡大総会 「わが民族同士で統一の扉を開く2001年大会」のアピールを支持し、その実践を決意する朝鮮仏教徒連盟中央委員会の拡大総会が18日、平壌で開かれた。 総会には、朝鮮仏教徒連盟中央委員会の常務委員と委員、道、市、郡委員会の教職者、全国各地の寺院の住職と平壌市内の僧侶、信徒が参加した。 総会では、同連盟委員長の朴泰華大禅師の報告と討論が行われた。この場では、21世紀最初の光復節を全民族的な統一大祭典として立派に飾ることを呼びかけた2001年大会の提案は、同胞の統一念願を反映した至極正当なものだと指摘。 北と南、海外のすべての仏教徒が居住地と宗派、立場の相違を超越して仏心和合し、北南共同宣言の履行に特色ある貢献をするよう、呼びかけた。(以上朝鮮通信) |