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朝鮮とベルギー国交樹立
朝鮮とベルギーが国交を樹立した。1月23日に発表された外交設定に関する共同報道は次の通り。 朝鮮の外務省代表とベルギー王国の外務省代表は、2000年12月18日と2001年1月23日、ブリュッセルで両国間の外交関係設定のための会談を行った。 この会談は、両国の外相が交換した外交関係設定と関連した書簡に沿って行われたもの。 会談で双方は、外交関係に関するウィーン協約と領事関係に関するウィーン協約に基づき、朝鮮とベルギーとの間に大使級の外交関係を設定することにした。(朝鮮通信) 【注】欧州連合(EU)で朝鮮と国交を結んだのは、昨年1月のイタリアや12月のイギリス、15日のオランダに続きベルギーが9ヵ国目。 今年は新しい世代の年 在日本朝鮮青年同盟(朝青)が主催する、「希望に満ちた21世紀を輝かせる在日朝鮮青年学生たちの集い」が22日、東京朝鮮文化会館で行われ、各地の朝青メンバーが参加した。総聯は今年を「新しい世代の年」と位置づけ、青年たちの育成に力を注いでいるが、集会では、青年が同胞社会の先頭に立って奮闘していこうと呼びかけられた。 あいさつをした許宗萬・総聯中央責任副議長は、「同胞社会の未来に対する使命感をもって、21世紀の在日朝鮮人運動を創造しよう」と語った。 また、各地の活動が報告され(写真)、コリアン青年たちの生活をサポートする朝青の「コリアンユースネットワーク(KYN)」の充実に取り組んだ北海道、往復5時間をかけて日本学校に通う同胞児童に朝鮮語を教えている岩手、他の同胞青年団体とカウントダウンイベントを共催した京都の代表が、同胞社会を取り巻く現状や今後の課題、抱負を語った。 米新大統領就任 【23日発=朝鮮中央通信】ワシントンからの報道によると、共和党のジョージ・W・ブッシュ氏が20日、第43代米国大統領に就任し、同日、大統領就任式が行われた。就任式でブッシュ氏は就任演説をした。 英政府代表団訪朝 英外務省代表団(団長=ロザリンド・マスデン・アジア太平洋地域担当総局長)が23日、空路平壌入りした。 空港で、関係部門の活動家が代表団を歓迎した。 共同社説貫徹へ 金日成社会主義青年同盟中央委員会第21回総会と、朝鮮民主女性同盟中央委員会第36回総会が、それぞれ22日に平壌で行われた。 両総会では、労働新聞など3紙の新年共同社説で示された課題を徹底的に貫徹するための課題が討議され、今年を新たな進撃の年、大きな変化の年として輝かせるため、自組織の同盟員を呼び起こしていく具体的な課題と方途が示された。 統一の扉開く年に 天道教青友党中央委員会、朝鮮天道教会中央委員会の合同総会が23日、平壌で開かれ、先日行われた「わが民族同士で統一の扉を開く2001年大会」で示された課題を徹底的に貫徹していくことが示された。 合同総会では、天道教青友党中央委員会の柳美英委員長の報告に続いて討論が行われた。報告者と討論者は、今年を「わが民族同士で統一の扉を開く年」に定め、民族自主統一の画期的な局面を開くための全民族的な統一愛国運動を力強く繰り広げていくことについての2001年大会の提案を支持し、「6.15―8.15民族統一促進運動期間」と8・15光復節を統一運動の輝かしい成果で装飾するための自らの課題について述べた。(以上朝鮮通信) 委員長再選 全国民主労働組合総連盟(民主労総)の定期代議員大会および役員選挙が18日、ソウル市内で行われ、段炳浩委員長が再選された。 また事務総長にはリ・ホンウ前金属連盟首席副委員長が選出された。 朝鮮との修交をドイツが閣議決定 報道によると、ドイツ政府は24日の閣議で、朝鮮と国交を樹立する方針を決めた。 国交樹立の時期について、外務省の担当官は、「朝鮮側との話し合いの結果次第」としている。 女性国際戦犯法廷/NHKが特集番組 昨年12月に東京で開かれた日本軍性奴隷制を裁く「女性国際戦犯法廷」の特集が、NHK教育テレビの「ETV2001」で29日から4回にわたって放映される。「戦争をどう裁くか」と題するシリーズの第1回「人道に対する罪」は29日、第2回「日本軍の戦時性暴力」は30日、第3回「今も続く戦時性暴力」は31日、第4回「和解は可能か」は2月1日に放映。時間は22時〜22時45分。同法廷には、北南朝鮮の被害者らが参加した。 |