同胞コミュニティー東西南北
江戸川同胞生活相談綜合センター
きめ細かいサポートめざします
センターが開設したデイハウス「うりまだん」
で行われた、1世同胞の「お誕生会」(昨年8月)
ここに注目! |
◆業務の円滑化 |
◆ネットワーク作り |
◆情報紙の発行 |
◆ディハウス運営強化 |
「江戸川同胞生活相談綜合センター」が開設されてから、4月で満1年になります。
この8ヵ月間に、地域同胞から約150件の相談案件が寄せられ、弁護士や司法書士など有資格者と専門相談員30余人が、一丸となって案件の解決に努めてきました。 当初は冠婚葬祭に関する相談などがほとんどでしたが、最近では、よりプライベートな案件や、専門家でしか解決できない法的問題を抱えた案件も増えてきています。 私たちがセンター運営の柱として掲げるのは、生活相談、文化活動、情報提供、行政との窓口、デイハウス運営の5つです。このように整理したのは、同胞に愛され、信頼される「同胞のためのセンター」でありたいという思いによるものです。 センターでは今年、運営システムの完成度を高めるため、きめ細かいサポート体制の確立、業務の円滑な推進、同胞間のネットワーク網の確立などを目指します。 とくに力を入れるのは、相談案件の迅速な推進と、情報提供の分野です。 地元同胞の生の声を伝える情報紙を近く発刊し、同胞間のネットワーク作りの場にします。三月をめどに、ホームページも開設する予定です。 昨年8月に開設したデイハウス「うりまだん」の運営にも、大きな力を入れます。 「うりまだん」では、カラオケ教室、パソコン体験教室、気功教室など、毎週、曜日を決めて催しています。また毎月、誕生日をみんなでお祝いしたり、セミナーやイベントを催しています。延べ800人以上の同胞高齢者がこれまでに利用しています。 同胞高齢者に対するケアは、センターを運営する2世、3世が果たすべき義務だと思います。同胞高齢者を敬うだけでなく、共に暮らす家族も対象に、実利を伴えるセンターを目指します。(金政治事務長) |