動き−朝鮮半島
ロシアとウクライナの高統連がアピールを支持
ロシアとウクライナの国際高麗人統一連合会(高統連)が、「わが民族同士で統一の扉を開く2001年大会」で採択された7000万同胞に送るアピールを支持する共同声明を20日に発表した。 アピールへの全面的な支持を表明して声明は、祖国統一の転換的局面を切り開いた6.15北南共同宣言を、全民族が主人公としての立場で履行すべきだと強調し、共同宣言の履行は、統一と反統一、愛国愛族と売国売族を分ける試金石になると指摘した。 そして、共同宣言で明らかにされた原則を破り、他人の目を気にしたり、その履行をちゅうちょしたり、さらにそれを妨害する勢力は、歴史の審判を受けるだろうと警告するとともに、ロシアとウクライナの高統連は、「6.15―8.15民族統一促進運動期間」に行われる祖国統一のための全民族運動に果敢に合流すると明らかにした。 労働新聞、6・15共同宣言に対する態度は統一と分裂を分かつ試金石と強調 22日付の労働新聞は、昨年6月に採択された6.15北南共同宣言に対する態度は、統一と分裂を分かつ試金石になると強調する署名入りの記事を掲載した。 同紙は、共同宣言に対する態度が統一と分裂を分かつ試金石になるのは、共同宣言が統一の前途を照らす里程標であるからだと指摘し、次のように続けた。 北南共同宣言は、国の統一問題をその主人公である朝鮮民族同士で互いに力を合わせて自主的に解決すべきであるとせん明した。 北南共同宣言は、北と南が民族分裂以来、初めて共同の統一方途と目標を持って統一の道を共に切り開くことのできる土台をもたらすとともに、北の低い段階の連邦制案と南の連合制案の共通性を生かし、将来、連邦制統一へとすすむ道を明示している。 北南共同宣言の発表を契機に、北南関係が反目と対決から和解と協力の新たな関係に移り変わっているこんにちの現実は、共同宣言に対する態度が心から統一を望むか望まないかを分かつ試金石になる。(以上、朝鮮通信) |