同胞コミュニティー東西南北
関東在住・在日青年バンド「楽−マダン」
同胞集う場で民族の魂表現
ここに注目! |
◆アイデンティティー貫く |
◆在日青年バンドの窓口に |
◆水準の向上 |
◆同胞社会に密着 |
昨年11月に結成した「楽―マダン」は、朝銀関東川口支店に勤務する私(ベース)と、北関東朝鮮歌舞団の尹漢信さん(ボーカル、ギター)、神奈川県在住の張英治さん(ドラム)、埼玉県内でピアノ講師をしているわがバンドの紅一点、李幸美さん(キーボード)の4人で活動しています。
マダンの一番のモットーは、朝鮮民族の誇りとアイデンティティーを貫くこと。朝鮮人の魂を込めて曲をつくり、朝鮮語で、朝鮮人の前で歌い演奏するということです。これは、マダンを結成した目的のひとつでもあります。 次に、在日青年バンドの窓口になるよう、バンド活動に情熱を注ぐ若者の目標となるバンドづくりを目指します。バンド名には、玄関を意味する朝鮮語の「アムマダン」からとって、音楽への入り口という意味が込められています。マダンで活動したい人は快く受け入れます。 次に、演奏技術の水準を高めていきます。歌を聞いてもらうためにはこれも必要不可欠です。技術的に問題があるわけではありませんが、現状に甘んじることなく、仕事と両立させながら練習に励むつもりです。 最後に、つねに同胞社会に密着したバンドとして活動します。私は今、76歳になる1世のアボジが作詞した曲を作成中です。1世同胞の統一へはせる熱い想いや、次世代に託したいメッセージを、たくさんの若い同胞たちに歌として聞いてもらいたいからです。 マダンはこういった歌を作り続け、総聯や朝青、青商会主催のイベントなど、同胞が集う場でどんどんアピールしていくつもりです。(リーダー・黄英鎬、問い合わせ=yongho@d9.dion.ne.jp) |