5月1日からスタートの新しい電話サービス
教育会通じ加入すると
手数料がウリハッキョ運営に
各地で様々なアイデアを駆使し、ウリハッキョを支援する活動が活発に展開されている中、中央青商会と教育会がタイアップし、電話サービスの総代理店の協力を受け、そこに入る手数料をウリハッキョ運営にあてようという計画が具体化し、現在すでに事前登録を受けている。
中央青商会、教育会提携の総代理店が協力 中央青商会と教育会の計画は、5月1日から実施される電話会社選択サービス「マイライン」、電話会社固定サービス「マイラインプラス」に目をつけたもので、すでに事前登録の受け付けを始めている。 窓口は全国各地のウリハッキョ教育会で、ここを通じてKDDIあるいはNTTの電話会社固定サービス「マイラインプラス」に申し込むと、総代理店を通じて両社から教育会に手数料が入る。(別図参照) 利用者が十数の電話会社を自由に選ぶことができるという「マイライン」、「マイラインプラス」は、郵政省(現総務省)の規制緩和措置によって実現するもので、これによってNTT独占体制は崩れ、各社による電話料金の値下げに拍車がかかることになる。 米国ではすでに自由競争が進み、料金は日本の6分の1にまで下がっているという。 「マイライン」は、市内、同一県内の市外、県外、国際の四分野で利用したい電話会社を事前に登録しておくと、「00XY」などの電話会社の識別番号をダイヤルしなくても、その会社を利用できるサービス。ただし、電話会社の識別番号をダイヤルすると、その会社を利用することになる。 登録していない場合、国内通話は自動的にNTTまたはNTTコミュニケーションズに接続される。国際通話は、通話ごとに電話会社の識別番号をダイヤルすることになる。 一方、「マイラインプラス」は、登録した会社のみの利用となる。教育会に手数料が入るのはこのサービスだけで、利用者の登録・変更手数料は10月31日までは無料(以降は800円必要)。また、月額の定額料も無料だ。 ◇ ◇ 対象は、携帯電話・PHSなどの移動電話および公衆電話などを除く、すべての電話回線。法人と個人契約があり、法人は会社登記の有無にかかわらず、同一の住所内に2回線以上の電話を設置している利用者との契約を意味する。例えば、番号の違う@電話回線とファクス回線A店舗と住居用の電話回線など――だ。 このサービスは、3月末までの電話会社への到着分の申し込みに限り、サービス開始日の5月1日からの利用が可能となる。サービス開始後の申し込みは、利用できるまで2週間ほどかかる。 教育会を通じた事前登録は、中央青商会と教育会が提携した総代理店の協力で実現するもの。 なお、現在使用している電話機でACR(自動的に電話会社を選択する機能)などの機能によって電話会社を選択している場合、「マイライン」はACRなどの機能を優先し、「マイラインプラス」では、登録会社が優先される。 また、このサービスの導入に際して、現在使用中の電話機やACR、アダプターなどが利用できなくなると偽り、新しい電話機を販売する悪質な業者が現れているので注意を。 申し込み・問い合わせなどは中央教育会(TEL 03・3815・8168)または各ウリハッキョの教育会まで。(羅基哲記者) 1人でも多くの同胞の協力を/中央青商会・教育会 年始から各電話会社による「加入合戦」が激化している。ウリハッキョ教育会を通じて登録すると、利用者の登録・変更手数料は無料で、しかも電話会社からの手数料がウリハッキョの教育会に入り、ハッキョの運営に役立てられる。1人でも多くの同胞が、ぜひとも教育会を通じて登録し、ハッキョ支援に力を貸してくれるようお願いしたい。 |