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北海道初中高創立40周年  第3回アンニョンフェスタ

ウリハッキョをもっと知って

 北海道朝鮮初中高級学校オモニ会主催の「学校創立40周年記念 第3回アンニョンフェスタ」が9月9日、同校で行われた。近隣住民に朝鮮学校の存在と、民族教育の現状を知らせ教育権を拡大させるための世論を盛り上げるのが目的。2000余人の日本市民と、北見、釧路、函館など道内から駆けつけた同胞学父母、生徒、関係者ら500余人が参加した。

 運動場では、朝鮮の特産物販売や、オモニたちが1年間を通じて地道に集めた服や靴などを販売するバザー、飲食コーナーなどが設けられた。毎回人気のキムチ販売コーナーでは、1000キロ(2000食)が30分で完売した。

 一方、体育館では児童・生徒たちによる芸術公演と、「函館友の会」(30人の日本市民)による朝鮮の歌「故郷の春」が披露されたほか、チマ・チョゴリ試着コーナーも人気を集めた。【北海道初中高オモニ会】

青商会に新たな業種別部会

「Kyc  IT部会」発足

 情報技術(IT)関連事業を営む若手同胞商工人の情報交換と、同胞社会のネットワーク化推進を目的とした、在日本朝鮮青年商工会(青商会)の「Kyc  IT部会」結成の集いが9月25日、東京の新宿朝鮮会館で開かれた。総聯中央の金尚一団体局長、青商会中央の許宗会長、同胞事業者ら30余人が参加した。

 集いでは許宗会長があいさつし、30代の商工人が気軽に参加できる部会作りの必要性を強調。「ITは意識しようがしまいが、私たちの日常生活に深く入り込んでいる。これをビジネスチャンスととらえ、同胞社会にITをうまく生かせるよう努力しよう」と呼びかけた。また、部会長に梁秀英・結成準備委員長が就任し、副部会長6人も選出された。

 IT部会は、青商会内では遊技業部会に次いで2つ目となる、青商会経営企画部直轄の業種別部会。当面の活動としては、セミナーや情報交換会の開催(不定期)、会員のデータベース化などを行っていく予定だ。

免れない過去の清算

民主朝鮮、独と比較し日本追及

 民主朝鮮9月25日付は、ドイツが過去の戦争犯罪を認めて謝罪し、ばく大な人的・物質的被害を与えた諸国に補償を行っていることと関連して論評を掲載、日本はこれと正反対の行動を取っているとし、次のように指摘した。

 過去の清算に対する態度で、ドイツと日本を比べるのは、この両国が過去、共に戦争犯罪を働いた国であるからだ。

 ドイツは新世紀に入ってからも補償活動を行っている。去る5月にもドイツの財界は、ナチス時代の強制労働被害者に45億ドルの補償金を支払うという政府の決定を受け入れた。議会は補償金の支払いに関する法案を通過させ、法的に保証した。また政府は最近、2003年まで、第2次世界大戦中、東ヨーロッパをはじめ他国の地域から連行して強制労働に従事させた人々に補償金を払う意向を表明し、実践的な措置を取っている。

 しかし、日本は半世紀が過ぎた今日まで過去の犯罪を認めず、謝罪と補償も回避している。

 日本は、戦後補償問題はサンフランシスコ講和条約に基づきすでに解決済みと主張し、過去の清算の責任から免れようとしている。過去の清算は、してもしなくてもかまわない問題ではない。(詳報)(朝鮮通信)

朝中水力発電社決定書調印

 朝鮮と中国の水力発電会社理事会第54回会議決定書が9月24日、北京で調印された。(朝鮮通信)

大阪オモニバレー

中西、東大阪南が優勝

 2001年度大阪オモニバレーボール連盟カーニバルが9月9日、大阪朝鮮文化会館で行われた。連盟所属の8チームと、滋賀、和歌山のオモニバレーボールチームの計10チームの選手ら150余人が参加。競技はA、Bブロックに分かれて行われ、Aブロックでは中西、Bブロックでは東大阪南が優勝。準優勝は和歌山と生野南。【大阪オモニバレーボール連盟】

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