もう耐えられない


「マナー守って」の一言が言えません

 私の職場の職員はほとんどが喫煙者です。

 まず会議が始まる時に、たばこを吸わない私に灰皿を持って来させます。さんざん吸って、空気が煙で白くなってやっと「窓あけようか」と、ちょっと気を使うそぶりをします。でもやっぱりそのあとも、延々と吸いつづけます。

 会議が終わって吸殻がいっぱいになった灰皿を片付けようとはせず、結局私の仕事になってしまいます。それが当然と思っているのでしょう。

 たまに「吸っている人より周りの人の方に、害が行くんだよなあ」とか言う反面、「俺、1日に2箱は吸うんだよ」と自慢気に話します。

 時代遅れもはなはだしいです。自分の吸殻は自分で片付けるなどの、最低限のマナーは守るよう訴えたいのですが、職場に女性は私1人なので言い出しにくいです。

 これが6年間毎日続いたので煙にも慣れてしまいました。マヒ状態ですね。マヒしたとはいえ、自分の健康や出産のことを考えると不安になります。

 こんな無神経な人ばかりだから、会館に女性が寄りつかないのかもしれないというのは言いすぎでしょうか…。まず、相手のことを思いやるのが私たちの仕事の基本だと思います。(朝青支部職員、女性、24)

学生時代、気管支炎に  今は教員室で煙被害

 朝8時、「アンニョンハシムニカ」と職員室に入る私の目にまず飛び込んでくるのは、もくもくとしたたばこの煙です。

 わが校には男性教員が10人いますが、3分の2が喫煙者。

 職員室は朝8時15分から5時まで禁煙の規則ですが、最近ではそれを守る者が少なくなりました。というよりはたばこを吸わない者を気遣う教員が少なくなったのでしょう。

 私は大学時代、男子が休み時間の度に吸うたばこのせいで重度の気管支炎にかかってしまったことがあります。夜も眠れないくらいのせき、喉のはれ、しまいには肺まで痛くなってしまい、私は病院へかけ込みました。その時、病院の先生に言われた言葉は――。

 「あなた自分がたばこ吸っているんじゃないの?」

 最近では女性の喫煙者が増え、一つのファッションのようになっています。しかしそのせいで出産時に体重が標準より200〜300グラムも少ない赤ちゃんが生まれることや、死産することが増えていると聞きます。

 たばこを吸って体に良いことなど何もありません。

 喫煙者は周りにいる人たちが多大な被害を被っていると言う事を自覚して欲しいです。(朝高教員、女性、25)

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