短信


平壌大祝祭に参加した汎民連幹部ら拘束・起訴

 ソウル地検公安1部は9月28日、平壌で行われた2001年民族統一大祝祭(8月)の南側代表団の一員として北を訪問した、汎民連南側本部のキム・ギュチョル副議長など6人の幹部を「国家保安法」違反容疑で拘束・起訴した。

 6人は8月2日延世大で開催された汎民連南側本部議長団会議を通じて、訪問団に選定された場合、北側が主管する汎民族会議に参席し、6.15共同宣言にもとづく綱領・規約・改正案を提出すると決議して、16日人民文化宮殿で開かれた汎民連3回協議会に参席した。

 検察側は6人の行動は当局が定めた訪問目的を離脱し、「国家保安法」違反にあたると主張している。

 今回の民族統一大祝祭と関連しては、「万景台精神を引き継ぎ統一を成し遂げよう」と訪問録に書いた、東国大学のカン・ジョング教授が21日、同じく「国家保安法」違反容疑として拘束・起訴されている。

「国家保安法」適応の約90%が北「鼓舞」罪

 「国家保安法」違反容疑者が、今年8月末現在、89人であることが明らかになった。

 大法院(最高裁判所)が2日、ハンナラ党のチェ・ビョングク議員に提出した「国家保安法拘束者現況」によると、保安法違反者数は、00年130人、今年8月末現在89人と集計された。

 また現況報告によると、「国家保安法」違反拘束率は減少傾向にあるが、北に対する「鼓舞」「賞賛」を禁止する同「法」7条の適応率は増加している。

 民主党・千正培議員はこの問題と関連して国会で発言、「98年以降全体の保安法違反事犯のうち、89.4%に対して7条が適応された」と指摘した。

米軍、9月の1ヵ月間に160余回の空中スパイ

 朝鮮中央通信によると、米軍が9月の1ヵ月間に各種の戦略・戦術偵察機を動員して朝鮮に対する空中スパイ行為を強行した回数は160余回に達する。

 そのうち、U2、RC135など戦略偵察機による回数は40余回にもなる。

 また、RC12、RC7B、RF4Cなど戦術偵察機とEH60電子戦ヘリも朝鮮の前線と海岸沿線地域に対する空中スパイを強行した。

 一方、米軍は南朝鮮地域の上空を作戦舞台にして北侵を狙った空中戦争演習を連日行った。

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