あの時、このひと言
「民族金融機関は在日同胞社会の生活向上と企業活動において必ず必要だ。相互扶助と地域密着の原点に立ち返り、新たな信用組合を設立する」(民族金融機関として新たに発足する「ハナ信用組合=仮称」の朴忠佑・発起人代表。1日の記者会見で)
◇ ◇ 「人の真似をしたり、人のやり方についていくだけでは必ず失敗する。(在日同胞の音楽活動に望むことは)隣でどんな音楽が出てこようが関係なく、われわれ式に朝鮮民族のスタイルで、主体性と民族性がはっきりと表現された音楽を引き続き創作してほしい」(朝鮮音楽家同盟委員長である万寿台芸術団のリ・ハクポム団長。本紙のインタビューで) ◇ ◇ 「自分を知るにはまず、母国語を学ばなければ。日本に住む私にとって、つねにウリナラ=朝鮮を感じることは難しいが、ウリマル(母国語)を学ぶことで少しでもウリナラに近づくことができるだろう。私にとって祖国の人々との出会いは、母国とウリマルを知ってこそ、自分自身のルーツ、そして自分自身も知ることができると思い知らされるものだった」(駒澤大学文学部2年の金理香さん) |