京都市に提言へ
市の外国人市民施策懇話会
京都市外国人市民施策懇話会(仲尾宏座長)は9月21日、京都コリアン生活センター「エルファ」で開かれた定例会議で、外国人登録原票違法調査事件と関連して市民団体「外国人登録法に反対する京都共同行動」が懇話会に提出した要望書を受理。市に対し、具体的な謝罪、問題点の調査と公開、登録事項の目的外流用に関する制限作りなどを提言することを決めた。 また会議には、市の文化市民局市民生活部区政推進課長が出席。事件とその後の経緯について説明し、市として今後、国などに対して@外国人登録制度の抜本的改正A登録原票開示請求の必要最小限化を求める一方、市においても請求根拠確認の厳正化、個人情報保護の徹底など、開示請求にかかる慎重かつ厳正な事務を徹底させていくことを明らかにした。 |