トクアッパの子育て日記

「パッパ」が口ぐせ


 アリョンは11カ月を迎えた。成長ぶりはめまぐるしく、感情をちゃんと表現できるようになった。

 親とのコミュニケーションを取れるようになってきたので、いい事をしたらほめる、悪いことをしたら叱ったりするので、子育てが楽しくなってきた。

 最近少しずつではあるが言葉を発するようになってきた。喋ると言っても「あー!」とか「おっ!」といった程度だが…。

 アリョンの口ぐせはなぜか「パッパ!」。「『パッパ』じゃなくて『アッパ』でしょ!」とすでに民族教育開始(笑)。

 あとは人が話す言葉も少し理解できるようになったし、相手の表情を見ながら自分の感情を表すようになってきた。

 例えば「マンマ」といえば食事だとわかるし、「あーん」といえば口をあけて、食べ物を放りこまれるのを待つようになった。

 「おっぱい」といえばオンマの胸を2回ポンポンと叩く。笑って話しかけると笑顔で返すし、「めっ!」と怒ると泣く。大人が聞くポップスなどの音楽にはまったく耳を傾けないが、「お母さんと一緒」のオープニングテーマや「みんなのうた」が流れると、音のするほうを素早く振り向き、目をカッと開き喜ぶ。

 このまえ「げんこつ山のたぬきさん〜♪」と歌を歌ったら、手を上下に振ってはしゃぎ始めた。本人はおそらく「踊っている」つもりなのだろう。その後何回か試みたが、10回中1回くらい気分がいい時しか、反応してくれない…。音痴のせいかな。

 最近親が手にするものや、色とりどりのものに、やけに興味を示す。この前洗濯物をたたんでいたら、「クラッシャーアリョン」登場。たたみあげられている洗濯物をぐちゃぐちゃにしてしまった。

 これは叱って教育すべき場面だと思い「アリョン、めっ!」と睨みを聞かせたら、「あーー!」と逆ギレされた!

 ちなみに洗濯物は毎回私がたたんでいる、と言いたいところだが、毎回はオンマの頼みにこたえられないでいる。これじゃあ、アリョンと同じレベル?!(玄徳盛・会社員)

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