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千葉支部副委員長  殺人放火事件から3年

総聯県本部代表ら県警に申し入れ

 千葉朝鮮会館を何者かが襲い、宿直中の羅勲総聯千葉・千葉支部副委員長を残忍な方法で殺害し、会館を放火した事件から15日で3年を迎えたことと関連し19日、総聯千葉県本部の代表が県警察本部に犯人逮捕を求める申し入れを行った。康東勲・総聯本部副委員長、李英植・総聯千葉支部委員長をはじめとする各界代表ら8人で、県議会議員の村上克子、栗山栄子氏(社民党)らが同席した。

 申し入れは千葉県議会棟で行われた。代表らは、事件発生直後から犯人逮捕を再三求めてきたにも関わらず、解決の糸口すら見つかってないことは遺憾だと述べ、県警が遺族や同胞の気持ちを汲み、@事件の早期解決とその背後関係を徹底的に捜査し公表することA同胞に対するいやがらせ、暴力、脅迫などの発生を未然に防ぐこと――を求める宋岩佑委員長名の申入書を伊藤哲朗本部長あてに提出した。対応した川島邦芳総務部広報課課長代理は「みなさんの心情を本部長に伝える」と答えた。代表らはその後、記者会見した。

強制連行犠牲者追悼の集会

来年、追悼碑を建立

 日本の植民地時代、群馬県内に強制連行され犠牲となった朝鮮人を追悼する集会が12日、月夜野町公民館で行われた。3年前に結成された日本市民らによる「強制連行追悼碑を建てる会」が主催したもの。総聯県本部の田成培委員長をはじめとする総聯同胞、民団傘下の同胞、水上町長、新治町長をはじめとする日本市民ら1100余人が参加した。

 追悼集会では、同会代表の森野善右衛門氏が経過報告を行い、来年、県立公園「群馬の森」に追悼碑が建てられるようになったことを報告した。その後、田委員長らが追悼の辞を述べ、参加者全員が献花した。

 集会後、参加者らは苛酷な労働のため多くの犠牲者を出した中島飛行機後閑地下工場跡、岩本発電所、犠牲者の供養がされた如意寺、陸軍造兵廠(しょう)地下工場跡を訪れた。

朝鮮赤十字会、「環境整えば訪問団交換」

 朝鮮赤十字会中央委員会スポークスマンは21日、談話を発表し、南側が「非常警戒措置」を取り、離散家族・親せき訪問団交換事業の前に人為的な障害、殺伐とした状況を作り出していることに言及、それを一新させることを促した。 そして「南朝鮮で離散家族、親せきが肉親と心安らかに対面できる環境と条件が整えば、いつでも訪問団を交換する」用意があることを表明した。(朝鮮通信)

人道問題解決を

祖統委書記局報道

 祖国平和統一委員会書記局は20日の報道811号を通じて、「対話と協議を通じて北南関係を改善」し、「離散家族・親せき訪問団交換事業など人道問題を一刻も早く解決しようとする立場に変わりがない」ことを改めて強調。南側に対し「われわれが理解し納得できるよう環境と雰囲気から一新する措置を早急に講じるべき」であると指摘し、あわせて「わが方の各形態の会談日程を受け入れて会談場に出る勇断を下すべきである」と主張した。(朝鮮通信)

社会科学者協会、チュチェ研強制捜索非難

 朝鮮社会科学者協会スポークスマンは19日、東京地方検察庁と警視庁が5日、「よど号」関係者の「旅券法違反」容疑で60余人を動員してチュチェ思想国際研究所と同研究所事務局長の自宅、日本キムイルソン主義研究会と自主の会などチュチェ思想研究組織7カ所を一斉に強制捜索し、100余点の資料を押収したことを糾弾する声明を発表した。

 声明は、「今回の暴挙は朝鮮に対する敵視政策を再度さらけ出したものだ」と指摘。そして「国際金日成賞」の賞状と金メダルまで押収していったことに対し、「朝鮮人民と社会科学者、世界のチュチェ思想信奉者は憤激を禁じ得ないでいる」と述べ、軽挙妄動を即刻中止するよう求めた。

 また労働新聞も22日付論評で、「横暴な思想弾圧」だと厳しく糾弾した。(朝鮮通信)

朝鮮とベトナム政府  経済科学合意書調印

 朝鮮とベトナム政府間の経済・科学技術協力委員会第4回会議合意書が18日、平壌で調印された。(朝鮮通信)

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