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佐藤県知事、福島初中を初訪問

総聯静岡、埼玉、京都委員長ら  県知事、市長と面談

 福島県の佐藤栄佐久県知事と植田英一県議会議長が19日、福島朝鮮初中級学校を訪問した。県知事が福島初中を訪問するのは初めてのこと。佐藤知事は授業参観した後、創立30周年を記念し今年改修された寄宿舎、コンピューター室を見て回った。昼食のピビンパプをともにし、学校生活や将来の希望について積極的に質問しながら、活発かつ真剣に学ぶ姿に感動したと語っていた。

 これに先立ち朴震秀・総聯静岡県本部委員長と金正成・静岡朝鮮初中級学校校長ら4人の代表が9日、石川嘉延静岡県知事に会い、教育助成金の増額を求めた。また安正一・総聯埼玉県本部委員長ら代表が15日に土屋義彦埼玉県知事を、12日には鈴木宮夫副知事を訪問し、教育助成金の増額を求めた。金禎文・総聯京都府本部委員長、李宗一・京都朝鮮中高級学校校長ら5人は17日、桝本頼兼京都市長を表敬訪問し、京都中高訪問を要請した。【福島初中、静岡初中、京都支局】

北陸初中創立35周年  公演、宴会などに同胞ら380人

卒業生が通学バス寄贈

 北陸朝鮮初中級学校創立35周年記念の集いが21日、同校体育館で行われ、総聯中央の゙令鉉副議長、総聯福井県本部の金漢碩、石川県本部の全忠、富山県本部の金政雄の各委員長、同校の姜正模校長、教職員、生徒、卒業生、同胞学父母ら380余人が参加した。゙副議長があいさつし、北陸初中は北陸3県の同胞らの誇りであると述べながら、21世紀の主人公である子どもたちの幸福と同胞社会の発展のために、学校を支援する運動を引き続き展開していこうと呼びかけた。

 生徒たちによる歌と踊りの公演が披露された後、卒業生たちが展開した募金運動で購入した通学バス、机と椅子(50組)の贈呈式が運動場で行われた。祝賀宴も催された。参加者らは「子どもたちのために卒業生としてできることから力になりたい」「1世が築き2、3世が守ってきた学校を今後は若い世代がよりいっそう発展させるために頑張っていきたい」などと語っていた。

陸上コーチを対象、国際五輪連帯講習

 陸上コーチのための国際オリンピック連帯講習が23〜26日、平壌体育館で開かれ、平壌と地方のスポーツ選手団、学院コーチらが参加した。

 講習では国際陸上連盟協会から派遣されたサンドレンド講師が、中長距離ランナーの生理生化学的変化過程とトレーニング計画の作成およびトレーニング方法における理論的・実践的問題などについて講義を行った。(朝鮮通信)

朝鮮マジック協会創立

初代会長に金沢成氏

 朝鮮マジック協会が24日、平壌で設立され、初代会長に世界的に知られるマジシャンで人民俳優の金沢成氏(朝鮮民主主義人民共和国労働英雄)が就任した。

 同協会は朝鮮のマジック発展とマジシャンの創作活動を支援すると共に、国際機構と各国の団体、マジシャンとの交流、協力を深めていくことを目的にしている。

 平壌に協会本部、また各地に10余の支部が置かれる。(朝鮮通信)

メアリ音響社、創立10周年記念報告会

 メアリ音響社創立10周年記念報告会が24日平壌で行われ、康能洙文化相を始め同社の活動家と従業員、同社名誉社長の金圭湘・在日本朝鮮人岡山商工会前会長一行が参加した。

 同社は91年7月10日に創立。以来「国の頼もしい音響設備生産拠点」(朝鮮労働党中央委員会祝賀文)として活動してきた。報告会では報告と討論が行われた。(朝鮮通信)

集会など完全な権利を

南の92団体が新会議

 報道によると、参与連帯、民主労総など南朝鮮の92の市民、社会団体が23日、ソウルで集会とデモの完全な自由獲得をめざす連席会議を結成した。

 発表された宣言文によると、現行の「集会および示威に関する法律」は随所でその権利を大幅に制限、踏みにじっていると主張。とくに「集会に対する事前禁止」「日没後の集会禁止」が代表的なものであると指摘している。

 同会議では今後、法律そのものの改正案をまとめ、その実現に向けて運動を展開していくことを決めた。

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