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「愛の募金運動」、1日からスタート12月15日まで

不遇な環境にある同胞に励ましを  各総聯本部、支部などで受付

 年末の恒例行事となっている総聯の「愛の募金運動」が1日からスタートした。

 在日同胞の中には難病や心身の障害とたたかっている人、一人暮らしや寝たきりの高齢者、孤児、交通遺児、また自然災害などによって不遇な環境で暮らしている人が少なくない。「愛の募金運動」はこのような同胞を励まし、助けるための全同胞的な運動として年末に欠かさず繰り広げられている。

 受付期間は12月15日までで、窓口は総聯の各本部や支部、各地の朝鮮学校など。

 送金の場合は、朝銀東京本店営業部(普)1074780、口座名サランエモグンまで。

 募金や救援物資は、総聯の各組織を通じて来月1日から20日までの間に対象となる同胞らに手渡される。

心と力合わせ統一実現を

総聯、民団が共同イベント  岐阜、鳥取

 総聯岐阜県本部と民団岐阜県地方本部が共同で主催した「Gifu  Korea  ハンマダン  6.15共同宣言記念―広げよう!  民族の輪」が10月21日、岐阜市の県民グラウンドで行われ、1000余人の同胞でにぎわった。総聯と民団の両本部が共同イベントを開くのは岐阜で初めてのこと。

 梁仁得・総聯県本部委員長と李昌錫・民団県地方本部団長があいさつ。李団長はこの日のイベントは「岐阜の同胞にとって忘れられない歴史の1ページになるだろう」と語り、梁委員長は「心と力を合わせ1日も早く祖国統一を遂げよう」と訴えた。

 同日、鳥取では総聯米子支部と境港支部、民団米子支部が主催する「6.15共同宣言発表1周年記念鳥取県下ウリサランドゥレ共同野遊会」が日吉津海浜運動公園で開かれ、120人が集まった。

全国が江原道を支援

豪雨、高潮で大被害

 10月9、10の両日、気象観測以来初の豪雨と高潮によって甚大な被害を受けた江原道に対し、全国が復旧活動支援に立ち上がっている。

 金正日総書記が21日に寝具、下着類を送ったのに続いて、軽工業省は布、下着、靴類などを、電気石炭工業省、金属機械工業省、建設建材工業省とその傘下の工場、企業所は電気、石炭、セメント、鋼材を、陸海運省、逓信省、都市経営省も復旧に必要な各種の資材を支援した。最高人民会議常任委員会、人民武力部、平壌市と平安南道、南浦市も支援物資を送った。(朝鮮通信)

朝中団体が北京で朝鮮切手展覧会

 朝鮮切手社、中華全国切手収集家連合会、中国人民対外友好協会の主催で朝鮮切手展覧会が10月25、26の両日、北京で開かれ、金日成主席と金正日総書記の業績、強盛大国建設を推し進める朝鮮人民の姿とその成果、朝鮮の歴史と文化、自然、朝中友好をテーマにした切手などが展示された。(朝鮮通信)

「推測の朝鮮日報報道」

南の団体、地院に請求書

 「6.15南北共同宣言の実現と韓半島平和のための統一連帯」(統一連帯)は10月25日、8月の平壌訪問と関連し根拠のない推測報道によって名誉を傷つけられたとして、朝鮮日報を相手に「反論報道審判請求書」をソウル地方法院に提出した。

 請求書によると、朝鮮日報が今年8月の平壌祝祭期間、一部の団体が「北を賞賛する行動を取って物議をかもし、統一連帯が訪北推進本部内に葛藤をもたらした」という憶測報道をしたのは名誉き損だと指摘している。

SBB社長、総聯中央を訪問し特製本伝達

 SBB株式会社の大江尚之社長一行が10月25日、東京・千代田区の朝鮮会館を訪れ、10月に出版した「全真相 朝鮮民主主義人民共和国」の特製本を金正日総書記に贈った。

 総聯中央の許宗萬責任副議長、南昇祐副議長、韓正治国際局長らが出迎え歓談した。なお、大江社長は4月に朝鮮を訪問した際、親善勲章を授与されている。

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