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緑豊かなガーデンシティー−クアラルンプール


 マレーシアの首都、クアラルンプールはマレー語で「泥の川が交わる場所」を意味する。その名の通り、19世紀半ばに中国からの移民がクラン川とゴンバック川の合流する地点に集落を作ったのが始まりだ。人口は約200万人で、その半数を華人が占めている。緑あふれる市内には東洋のエキゾチックな雰囲気が漂っている。イギリスから独立した1957年8月にアブドゥル・ラーマン初代マレーシア首相が独立宣言のスピーチを行ったムルデカ広場(独立広場)や、有史以前のマレー半島や巨石文明、先住民たちの伝統的生活から現在のマレーシアにいたる歴史を伝える展示物が年代順に展示された国立歴史博物館などを巡る歴史探索もおすすめだ。平均気温は26度。時差は1時間で日本の方が進んでいる。

 貨幣博物館=マレーシアの貨幣の歴史がわかる博物館。華僑の人々の間で使われていた私札やマレーシアで最初の紙幣など今では見ることのできない貨幣の実物が展示されている。

 チャイナタウン=漢方薬、特産品などがそろう露店、マレー、中国、インド料理の屋台など、大通りはもちろん狭い路地に至るまでありとあらゆる店が立ち並ぶ。

 クアラルンプール中央駅=北はタイ、南はシンガポールを結ぶマレー鉄道の中心駅。イギリス統治時代に建設された真っ白なアーチ型の柱廊や窓、ドーム、尖塔など、イスラム独特の雰囲気が漂う。

 スリ・メラユ=宮殿のようなマレー風建築の建物。マレー料理を味わいながら、マレー舞踊が鑑賞できる。550席あるテーブルは連日ほぼ満員。

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中外旅行社

  TEL  03・3835・3654
  ホームページ(http://www.chugai-trv.co.jp/)

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